プラウド町田(新築)−都市の大型商業施設と穏やかな農村風景の両方を享受
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★ JR横浜線「町田」駅より徒歩5分、小田急線「町田」駅より徒歩7分、同線「相模大野」駅より徒歩14分の場所に立地する野村不動産分譲・長谷工コーポレーション施工・総戸数161戸の『プラウド町田』です。

 アドレスは相模原市南区上鶴間本町2丁目です。上鶴間本町は、相模原市の東南端に位置し、境川と国道16号に挟まれた区域を占めます。地名は、一説に昔、鶴が飛来したという「鶴舞の里」に由来するとされています。

 1970年代以降、
蛇行する境川に対する河川改修が行われましたが、蛇行した旧流路に基づく都県境はそのまま残され、対岸の東京都町田市との間に相互に川向うの飛び地を持つこととなり、大半の飛び地は現在もほぼその状況が続いています。

 付近は従来
が広がり、近年は野菜栽培が主流になっています。ただし、3丁目の一部はJR「町田」駅に至近な位置にあることから商業地区となっており、俗に「田んぼ」と呼ばれ風俗店が多く出店していることで知られていましたが、2000年代に入って警察の取り締まりが強化されたことからその数は以前よりも大幅に減少しています。

 1970年代以降境川周辺の水田が姿を消したのをはじめ、
相模原台地上でも宅地等への転用が進んでおり、農地はその面積を大幅に減らしています。1990年代以降は「町田」駅や「相模大野」駅に近い区域でのマンションの新築が目立つようになりました。

 本マンションは、境川周辺の低地から
相模原台地へと登る丘陵地に位置することとなります。JR「町田」駅南口からは境川を越えて、また、小田急線「町田」駅からはJR横浜線をくぐって境川を渡りミニストップの四つ角をさらに進み、登り坂の途中の左手に位置します。「町田」駅付近の境川周辺は素人目でみても区画整理がきれいになされておらず、都県境の開発の難しさを実感させる風景です。

 面積5,775.64の敷地は南北に長く、上記の入り口は北西角に位置します。ここから実際の住居部分まではマンションのメインエントランスからマンション内を南西方向に向かって歩きます。建物は南向きと南東向きの2棟構成で、南東向きは小田急線と向き合う格好となるため、鉄道音の影響が懸念されます。もっとも、「町田」駅停車のために電車は徐行していますので、音も比較的抑えられてはいると思われます。

 南向きは目の前にマンションが存在するものの、その手前には畑が広がり、のどかな風景です。本マンション敷地西側も畑と雑木林が広がっていますので、都会にいながら豊かな自然と農村風景に接することができます。

 通学校の
市立鹿島台小学校へは、そんなのどかな風景と穏やかな住宅街の中を徒歩6分、一方、商業ゾーンである「町田」駅周辺では、町田東急ツインズが徒歩6分、小田急百貨店町田店が徒歩7分となります。一部懸念の声が上がる同駅周辺の風俗関係店舗もかなり減少しているようですので、この点はご自身の目で確認された方がよいでしょう。

 建物は、
空の開放感と高台の魅力を活かして、縦のラインを強調し、空に向かって伸びるフォルムとなります。白を基調とした外観が周辺の緑や植栽ともマッチすることでしょう。

 設備については、
プラウドとしての高級感は薄いものの、標準のクオリティは備え、人気の高いディスポーザも付いています。ペアガラスも採用されていますが、二重床ではなく長谷工コーポレーション施工に多い直床である点が少し残念です。ただし、水周り部分は二重床ということで、老朽設備の交換などには対応しています。

 共用施設としては、ラウンジ、キッチンコーナー、ライブラリー、キッズスペースなど、維持経費があまりかからず、ファミリーに必要な施設がそろって好印象です。南側の敷地は提供公園とし、メインエントランス付近には既存の桜の樹を配するなど、周辺環境に適合した植栽が施されることとなります。

 また、もう一点、言及すべきは、本マンションは
環境配慮型マンションとして、サントリーグループと共同開発した入居者の環境意識を高める新サービス『エコハグ』を導入することです。このサービスでは、新素材の培養土を使った壁面緑化をエントランスに採用し、入居後は専門家を招いて環境保全の大切さを学ぶ『水のワークショップ』を無償で開くこととなるほか、防災面にも配慮し、震災などの緊急時には飲料を無料提供する自動販売機を共用部に設置することとしています。

 さらに、
電気料金を約5%削減する電力一括受電共用部電力の一部を賄う太陽光パネルを導入したり、駐輪場屋根の緑化など、様々な環境対応を採用する予定です。

 本マンションの
間取りは3LDK〜4LDK、専有面積70.18屐85.77オールファミリータイプ、建物の形状から田の字型間取りが基本となります。

 販売価格は3,300万円台〜5,600万円台、坪単価にして160万円〜219万円という水準です。標準相場をごくおおまかに試算すると、187万円[町田坪単価]×1.041[駅距離補正]=坪単価195万円となりますので、上記坪単価の中央値と比較すると3%程度割安との結果となりました。常に価格水準が高めの『プラウド』ブランドとしてはかなりお得感を感じます。

 マンション名が『プラウド町田』でありながら
相模原市アドレスであること、近隣環境が必ずしも健全ではない箇所もあること、線路脇であることなどハンデもあります。設備・仕様も期待する『プラウド』レベルではない部分がありますし、夜道の照明具合などチェックも必要だと思います。

 しかし、
「町田」駅の大型商業店舗が間近な駅徒歩5分でありながら一方では豊かな自然や穏やかな農村風景を残す周辺環境は魅力十分です。価格も手ごろヤングファミリーの一次取得にはぴったりな水準です。土地勘のある方であれば躊躇なく購入できる物件ですし、そうでない方もメリット・デメリットを十分比較考量して検討する価値のあるマンションと言えるでしょう。販売開始は現在のところ、11月下旬が予定されています。

本マンションのメインエントランスに至る坂道を写したものです。写真右手が本マンション工事現場です(以下サムネイルをクリックしてご覧ください)。



本マンションの敷地北西角から東側に向けて写したものです。写真奥には小田急線が走っており、小田急線自身も工事が行われています。



あらためて本マンション北西側の坂道を写しました。写真右手の倉庫に引かれた赤い線は、本マンションの2階の高さを示したものです。



本マンションのメインエントランス部分です。モデルルームからはタクシーで現地見学ができるようで、この場所にタクシーが止まっていました。



本マンション西側から敷地全体を見渡しました。写真手前は一面の畑となっており、写真右手には雑木林が広がるなど、のどかな風景となっています。



本マンション南側です。写真がよくありませんが、南側にも畑等があり、東側の鉄道音は聞こえる以外は静かな雰囲気が漂っています。



公式ホームページ ⇒プラウド町田

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| 新築マンション 相模原市 | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
パークスクエア相模大野タワー&レジデンス(新築)−価格の高さがネックの相模大野ランドマーク
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★ 小田急電鉄小田原線「相模大野」駅より徒歩5分、JR横浜線「町田」駅より徒歩19分の場所に立地する住友不動産分譲・西松建設施工・総戸数718戸の『パークスクエア相模大野タワー&レジデンス』です。

 アドレスは相模原市南区相模大野7丁目です。相模大野は市の南部に位置し、小田急小田原線と小田急江ノ島線の分岐する「相模大野」駅を中心とした地域です。かつては、大字上鶴間及び大字鵜野森(一部)でしたが、1981年7月1日に住居表示が実施され、新町名「相模大野」が誕生しました。相模大野の住居表示は4回に分けて実施され、1998年11月1日の住居表示実施により完了しています。

 かつての相模大野は、
米陸軍医療センターがあったほか、4、5件の商店が桑畑の中の農道に点在するくらいでしたが、1959年に日本住宅公団(当時)が建設した相模大野団地(現:プラザシティ相模大野)ができてから、次々と商店が進出して商店街が形成され、宅地化が始まりました。また、1972年から2000年まで相模大野駅周辺土地区画整理事業が実施され、市の南の玄関口にふさわしい魅力と活力あふれる中心市街地を形成するようになりました。

 現在、
同駅北口は商業地となり、同駅南口はマンションが林立しています。本マンションがある相模大野7丁目も同駅南口側に位置しています。同駅からは南口広場を通って左折し、さらに右折後は同駅北口へ抜けるトンネル沿いの狭隘な道を歩き、相模大野病院を過ぎてからは穏やかな道をそのまままっすぐ行くと本マンションとなります。道のりはフラットで歩きやすいと言えます。

 なお、「相模大野」駅には
『相模大野スクエアステーション』というホテル、レストラン、専門店、スーパー(Odakyu OX)を含む14階建の駅ビルがあり、同駅から徒歩5分の場所にある本マンションにとっても至極便利な施設で、普段のお買い物や食事などはほぼここで済ませることができます。

 さて、本マンションは、
日本マランツの工場跡地17,534.25という広大な敷地に地上32階建・総戸数718戸というビッグスケールで計画されたマンションです。「相模大野」駅周辺でこのような大規模マンションは少なくともここ10年は例がなく、文字通り相模大野のランドマーク物件と言ってよいでしょう。

 配棟は、敷地中央に
32階建のタワー棟(センタータワー)、敷地南側をぐるりとレジデンス棟(サウスレジデンス)が囲み、その間にコミュニティラウンジがあるセンタープラザ、国道16号線に面した東側を月額2千円からの自走式駐車場、そして敷地北西側を中心に6,600屬領个慮開空地をとり、地域に潤い与えています。ちょうど駅からの帰り道に、この広大なガーデンに親しみつつメインエントランスに向かいますので、歩いている親子連れが本当に楽しそうに見えました。

 上記の
コミュニティラウンジは二層吹き抜けのゆったりした空間、グランドロビーは邸宅としての重厚感に包まれ、大規模マンションとしてコンシェルジュカウンターもあります。そのほか、雨の日でも遊べるキッズアリーナ、家族で楽しめるシアターリビング、ゲストとともに過ごせるパーティースイートなど、共用施設は多彩です。

 専有部では
全タイプのリビングの天井高で約2,500mmを確保、中空プレキャスト板合成スラブですっきりした空間です。設備では、食器洗い乾燥機、タンクレストイレ、ディスポーザなど十分で、地下1階にはトランクルームも付いています。

 周辺の利便性としては、上記のステーションスクエアのほか、
スーパー三和相模大野店が徒歩3分、伊勢丹相模大野店が徒歩8分、岡田屋モアーズが徒歩6分、教育施設として南大野小学校が徒歩3分、新町中学校が徒歩7分、公園では相模大野中央公園が徒歩10分と、こちらも申し分ありません。

 本マンションの周りは、
交通量の激しい国道16号線側を駐車場にしているために、タワー棟の中高層階以外はその直接の影響から免れています。特にサウスレジデンス棟は交通量の少ない静かな通りに面しているため、穏やかな暮らしを楽しむことができるでしょう。

 このように、
いずれをとっても満足感の高い大規模マンションですが、2007年5月の販売開始以来5年を経過しても完売には至っていません。その最大の理由は価格の高さにあります。本マンションの標準相場を試算すると、177万円[相模大野坪単価]×1.041[駅距離補正]=坪単価184万円となりますが、本マンションのタワー棟最安値が坪単価210万円内外から、レジデンス棟最安値が坪単価200万円台からで、平均坪単価は232万円程度、標準相場より26%程度割高となっています。

 公式HP上の販売住戸の概要は、
現在先着順7戸で、間取り3LDK〜4LDK、専有面積70.05屐93.79屬紡个携稜箍然4,380万円〜7,380万円、坪単価207万円〜260万円となります。『住まいサーフィン』によれば、本マンションの中古想定坪単価は188万円(崔渦57万円)、分譲時の平均坪単価と比較して18.9%の価格下落となっています。

 言葉を換えて言えば、
本マンションを検討される方にとっては、新築・中古のいずれの選択肢もあるということです。ご購入者へのアンケートでは、本マンションに決めた理由として、第1位が駅徒歩5分圏の暮らしやすいロケーション、第2位が安心、快適の管理・サービス、第3位が大規模ならではの充実の共用施設ということで、いずれも本マンションの特徴を表しています。お見かけしたところ楽しそうなファミリーの多い本物件、私も思わずその仲間に入りたくなりました。

本マンションのレジデンス棟を南東側から写したものです。日照・眺望とも良好な大規模マンションです(以下サムネイルをクリックしてご覧ください)。



レジデンス棟のサブエントランスです。普通のマンションのメインエントランスと同程度の大きさと植栽が印象的です。



本マンション北西側にあるメインエントランスです。長いアプローチの左右には豊かな植栽が彩り、自宅へ戻る高揚感を演出してくれます。



本マンションのタワー棟を北西側から写したものです。32階建のタワーは存在感十分です。



本マンション北東側を走る国道16号線です。これに接するのは写真右手の本マンションの自走式駐車場で、交通音・排気ガスの影響を緩和してくれます。



本マンションを国道16号線相模大野駅南口入口交差点から写したものです。国道16号線に向いた中高層階は、交通音・排気ガスの影響があるものと思われます。



公式ホームページ ⇒パークスクエア相模大野タワー&レジデンス

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| 新築マンション 相模原市 | 20:13 | comments(0) | trackbacks(0) |