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ブランズタワー大船(新築)−地元富裕層に響く希少価値が高値を呼ぶか

JUGEMテーマ:マンション


★ JR東海道本線・同横須賀線「大船」駅より徒歩1分、湘南モノレール江の島線「大船」駅より徒歩4分の場所に立地する東急不動産分譲・佐藤工業施工・地上21階地下2階建・総戸数253戸(事業協力者住戸26戸含む)の『ブランズタワー大船』です。

 アドレスは横浜市栄区笠間2丁目です。笠間(かさま)は、1丁目から5丁目までと笠間町があります。栄区の西部に位置し、北は栄区飯島町・小菅ヶ谷、東から南東にかけて鎌倉市岩瀬、南は鎌倉市大船、西は柏尾川を挟み鎌倉市岡本と栄区長尾台町に接しています。北部を東西に県道原宿六浦線、北東から南西に県道大船停車場矢部線が通ります。

 笠間十字路交差点は両県道を含め六方向に道路が伸び、交通の要衝となっています。南部には栄区と鎌倉市にまたがるJR「大船」駅があり、以前は鎌倉市側にのみ改札口がありましたが、2006年には栄区側に笠間口が開設されました。南部の「大船」駅の北半分を含む部分が1丁目、その東側が2丁目、大船停車場矢部線と原宿六浦線の間が3丁目、原宿六浦線の北側が4丁目、東側が5丁目となっています。

 1606年に笠間村が成立、1889年(明治22年)に中野・鍛冶ヶ谷・公田・上野・小菅ヶ谷・桂の各村と合併、鎌倉郡本郷村となりました。1939年(昭和14年)4月1日に横浜市戸塚区に編入され、戸塚区笠間町が新設されました。それと前後し、1936年に大日本工作機械(現芝浦メカトロニクス)、1942年に東洋高圧工業(のちの三井東圧、現在は撤退)の大型工場が進出しました。

 1981年に横浜市立笠間小学校が開校し、1986年に分区により栄区笠間町となりました。2000年10月23日に住居表示が実施され、笠間1〜5丁目が新設されましたが、いたち川沿いに住居表示未実施の笠間町が残ります。「大船」駅に近い地区にヤマダ電機(旧ニチイ跡に進出)など商業施設がみられ、2丁目の芝浦メカトロニクスや4丁目のタツノ・メカトロニクスなど規模の大きな工場も進出しています。3丁目には三井東圧化学の工場がありましたが撤退し、跡地に大規模マンション・ガーデンアソシエが建設されました。


 6路線利用可能で、交通の要衝である「大船」駅から本マンションまでは徒歩1分です。同駅笠間口を出て、駅ペデストリアンブリッジ(2020年完成予定)直結で本マンション敷地となります。ただし、本マンションと連結するショッピングモールまでが徒歩1分なのであって、その背後に控える住宅棟には徒歩3分だという指摘もあります。

 JR東海道本線初、エリア最高層・地上21階建・全253戸の駅前複合再開発タワーで、1999年に再開発準備組合が設立され、構想20年目を迎えて、「大船」駅前に約17,000m2の敷地を得て、住宅・商業・駅前広場を一体とした新街区プロジェクトとなります。

 「大船」駅構内には
「アトレ大船」、駅ビルの「大船ルミネウィング」には、ファッションだけでなく、ライフスタイル、ビューティー、フードといった多彩なジャンルのテナントが充実しています。スーパーは「西友大船店」が徒歩2分と近いですが、笠間小学校へは徒歩10分と、少し距離があります。

 エリア初となる制振タワー構造の採用により安心・安全に配慮しています。共用施設は、20階にビューラウンジ、5階にフィットネスルームやクラブラウンジ(ライブラリー&スタディコーナー)、ゲストルームなどがあります。2階の重厚なアーチが印象的なエントランスゲートは、ペデストリアンブリッジ直結で、風除室の向こうにレセプションホール、アクアコリドー、ロビーラウンジが続きます。

 間取りは2LDK〜4LDK、専有面積55.43平米〜144.20平米と、DINKSからファミリーまでが対象です。事業協力者住戸が26戸あるのもチェックポイントです。建物形状に合わせて出っ張りのある間取りだったり、整形でない部屋があったり、ユニークな形の住戸もあります。

 価格水準については、
2年前に販売された『ザ・パークハウス鎌倉大船』(「大船」駅徒歩6分)が平均坪単価280万円台でしたが、マンションブロガーであるマンションマニアさんは70平米8,000万円程度、平均坪単価370万円台の予想価格を出しており、かなりのプレミア価格が見込まれているようです。

 「大船」駅は新規物件が多く出る場所ではなく、かつ、駅直結の本マンションが
地域ナンバーワン物件になることはほぼ間違いないでしょうから、地元富裕層へのアピール度は強く、そのような物件が高値になるのは、『プラウドタワー立川』、『グレーシアタワー二俣川』、『リーフィアタワー海老名アクロスコート』などで実証されています。また、これら物件は、高値でも売れ行きがよいのが成功体験になっています。

 いずれにせよ、東京23区ではない各地のターミナル駅に再開発大規模マンションができるのは、
23区に対抗して地域が生き残りを賭ける上で好ましいことだと考えています。これからもどんどん進む人口減少社会の中で、各地の街が賑わいを維持できるよう、がんばってほしいものです。

公式ホームページ ⇒ ブランズタワー大船
 
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| 新築マンション 横浜市栄区 | 20:44 | comments(0) | trackbacks(0) |