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2017.11.19 Sunday
もし女子大生がマンションを買おうとしたら
★ 若者言葉は、いつの時代でも流行を形作り、その時々を象徴するものとして歴史をも作っていきます。最近はSNS言葉、特に2ちゃんねる中心の用語の使用法が現実の社会にも溢れ出てきていて、これはこれで興味深いです。
少し前に、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本がベストセラーになりましたが、「もし女子大生がマンションを買おうとしたら」どのような会話が繰り広げられるのでしょうか。
女A「ねえ、このマンションおしゃかわ(おしゃれでかわいい)。」
彼B「んー、チキチキる(ビビる)」
女A「MJK(まじか)」
友女C「あげぽよ(テンションあがる)」
友女D「やばいwバイブス上がるwww(フィーリングが上がる)」
女A「最近三井とニコイチwww(仲がいい)」
彼B「そマ?(それってマジ?」
女A「この気持ち、ありよりのあり(有りか無しかで言うと・・・有り!)」
彼B「画像うぷ汁(画像をアップしろよ)」
女A「あーね(あーそうだね)」
友C「草(笑)」
友D「これすこ(これ好き)」
彼B「卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍(感情の起伏を表す)」
友C「それな(たしかにね)」
友D「ワンチャンあるww(可能性はある)」
女A「とりまおk?(とりあえず、まあOK?)」
彼B「りょ(了解)」
友C「あーアモーレ(愛する人)ほしいww」
…すみません、書きながら何度かやめようと思ったほどくだらなかったですが、何とかオチを付けました。しかし、若い世代であれば、このようなLINEのやり取りをしながら、マンション購入のような重大な意思決定も軽々とやりそうな気がする−書き進めるうちにそう感じたのも事実です。
昨日、たまたま、YOU TUBEで1989年〜1992年のJR東海の「クリスマス・エクスプレス」のCM(山下達郎の「クリスマス・イブ」)を見つけて、しばらく見入ってしまいました。あの1990年代のバブルの時代、携帯もまだ普及せず、好きな人と会えない時間はとても長く、特に遠距離恋愛のカップルは「クリスマス・イブ」に命を賭けていました。
そんな切なさ、ドキドキ感も幸せの一部だったように思いますが、それも過去のことになったな、と若者言葉を見るにつけ感慨に浸っています。
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