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本日の不動産関連ニュース−住まいの中の男の居場所
JUGEMテーマ:マンション

★ 21日付Asahi.comの「住まいのお役立ちコラム」では、「住まいの『男の居場所』について」と題して、染谷正弘氏のコラムを掲載しています。少々長いので、途中略してご紹介します。

 家に帰りたくない、そう思う時は誰にもあるだろう。最近は、家庭をもつ男性サラリーマンに結構多いらしい。そんな時、つい居酒屋に寄り道してしまうのかもしれない。
家の駐車場の車の中でしばらくひとり過ごし、深夜になって玄関に入る会社の同僚がいると、友人から聞いたことがある。そうなると、ちょっと深刻だ。

 どうして家に帰りたくないのだろう。それは、
マイホームなのに自分の居場所が無い、ひとりになれる場所がない、漠然とそう感じている男性サラリーマンが多いからだと、僕は推察している。以前、このコラムで、子供の「引きこもり」の原因は実に単純で、子供部屋という引きこもる場所があるからだと書いたことがある。よくよく考えてみると、父親には家の中で引きこもる場所がない。つまり、最近の住まいには「男の居場所」が無い、そう思えてならないのだが、実際のところどうなのだろう。(略)

 以前、このコラムで
「ママ司令塔プラン」という間取り提案をしたことがある。それは、マンション住戸の真ん中にキッチンがあり、お母さんがキッチンから家中を見渡して家族の様子を常に見守っているという間取りで、そのプランを分譲マンションのモデルルームにしたら、とても人気が高かった。現代のマイホームの中心的存在は、どうしたってお母さんなのである。(略)

 狭いながらも楽しい我が家、その一国一城の主(あるじ)になることを夢見て、男性サラリーマンは一生懸命働き、住宅を購入しているはずだ。そのさい、
多くは自分の書斎や通勤時間を我慢しても、妻や子供たちの日々の暮らしやすさを最優先して購入決定しているに違いない。それは、上を見ればきりがないと思いながら、一家の主として自らの経済力に多少の負い目を感じているからのように思う。その負い目は、現代の男性サラリーマン特有のものである。マイホーム購入段階から、すでに「男の居場所」は希薄なのである。

 いまや、私たちの住まいのほとんどは、建売住宅や分譲マンションなどの商品化住宅ばかりになった。その
商品化住宅も、妻や子供たちがいかに居心地よく暮らせるかにだけ関心は注がれ、「男の居場所」はほとんど無視され、マイホームとして大量供給されている。商品化住宅に、「男の居場所」は最初から用意されていない。

 そもそも住まい手のライフスタイルが反映した建築空間が、住まいである。また、ライフスタイルは、家族というコミュニティーのありようそのものである。不動産業界が不況の真っただ中にあるいま、マイホームにおける「男の居場所」についてあらためて考え直すべきいい機会のように思う。それが、時代の要請だと考えてもいいかもしれない。

 (所感)

 数年前、私の妻の実家が家を改築しました。新しくなった家にお邪魔すると、2階に物置同然となっている部屋がありました。
婿養子で入った義兄さんが「どうしても部屋がほしい」と主張して作った部屋でしたが、たちまち物に占拠されて使えなくなってしまったようです。

 同じ団地に住んでいたご家族が近くのマンションを買って引っ越すことになりました。その奥さんが言うには、
旦那が勝手に話を決めてきて、しかも3LDKの間取りの1室を自分の部屋と決めて頑として譲らないそうです。「大きな娘が2人もいるのにどうするのよ」と奥さんはぶつぶつ言っていました。確かに今まで住んでいたその団地は、全部屋がふすまでゆるく仕切られた夫の居場所などありようもない間取りでした。

 職場で、
よく休日出勤をしている中高年齢層の社員の存在が話題になりました。「そんなにそのセクションは仕事が忙しいのかい?」私が驚いて部下に尋ねると、「いや、どうも家にいたくない、といったこともあるようでして…」との返事が返ってきました。

 転勤の辞令が出て単身赴任を終える先輩に、送別会の席で、「長い間お疲れ様でした。ご家族一緒になれてよかったですね」と言うと、「そこなんだよ。せっかく今まで気楽だったんだけどねえ」と浮かない顔でした。先輩にとって、単身赴任していた社宅は、まさに「自分の城」だったのです。

 家族における夫の位置づけ、役割、存在感は、そのまま家の間取りに反映されています。また、その夫の位置づけにあらがって強引にスペースを確保したとしても、結局そこは徐々に浸食され、有名無実なものと化してしまうに違いありません。

 私が購入したマンションは3LDK、2部屋は子供部屋となり、1部屋は主寝室ですので、
当然私の部屋はありません。このブログの書込みもリビングでやっており、私としては違和感がないのですが、妻からすれば支障もあるようです。我が家は子供部屋が2室ともリビングインの間取り、そのリビングの一角を夫が占拠して夜中や早朝に電灯をつけてカタカタやっているわけですから無理もありません。「パパの部屋に決めていた納戸は物で埋まっちゃったしね」と娘からは冗談ぽく言われています。

 染谷氏が上記記事で再考を提案している
「マイホームにおける『男の居場所』」は、染谷氏自身が指摘している通り、単なる間取りの問題にとどまらないところに難しさがあると思います。

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