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パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー(新築)−注目度大の武蔵小杉再開発の集大成
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★ 東急東横線「武蔵小杉」駅より徒歩1分、JR南武線「武蔵小杉」駅より徒歩4分、JR横須賀線「武蔵小杉」駅より徒歩6分の場所に立地する三井不動産レジデンシャル&三井都市開発株式会社分譲・竹中工務店施工・地上38階地下2階建・総戸数506戸の『パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー』です。

 アドレスは川崎市中原区新丸子東3丁目です。このあたりは昭和初期の頃には、横浜正金銀行(現:三菱東京UFJ銀行)のグラウンドが広がっていました。駅の名前も「グラウンド前」停留場で、それ以外は田んぼが広がる牧歌的な風景でした。このグラウンドは横浜正金銀行の後身である東京銀行が使用していましたが、東京三菱銀行となった際に資産整理のため閉鎖され、しばらくは有料駐車場として使用されていました。

 広大なグラウンドの一部はすでに、三井不動産レジデンシャルにより、『パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー』及び『パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー』として分譲されましたが、このたび最後まで残っていた駅前の土地に本マンションが建てられることにより、
グラウンド跡地の再開発が完成します。今や特急停車駅でもある「武蔵小杉」駅前に長らく低利用のまま寝かされていたこの土地が、ようやくターミナル駅にふさわしい顔となるわけです。

 「武蔵小杉」駅は、
本マンションが4階でペデストリアンデッキで直結する東急東横線「武蔵小杉」駅と、同駅より少し離れたJR南武線及びJR横須賀線の「武蔵小杉」駅を含めれば9路線のアクセス、また、本マンションの入居予定時期(2014年4月)の2ヶ月後にオープンするショッピングモール(8月28日の記事『武蔵小杉南部地区の再開発計画が判明!−イトーヨーカドー系のアリオが進出!』をご参照ください。)とは道路を挟んで向かいとなり、これとは別に本マンションと連続する駅直結の商業施設、駅前広場、ロータリーの建設とともに、まさに武蔵小杉再開発の中心地としてのロケーションとなります。

 本マンションの外観デザインは、『ステーションフォレストタワー』、『ミッドスカイタワー』と同様、
ジューコフスキー曲線(鳥の翼型)を頭頂部に採用して共鳴させました。賛否両論ある独特のデザインですが、本マンションの頭頂部の色彩は優しい山吹色とし、『ステーションフォレストタワー』のレンガ色、『ミッドスカイタワー』のブルー&グリーンと調和を図っています。

 本マンションが前の2つのタワーと外観上異なるのは、
縦のラインとなる柱が外観に出ていることです。構造上の論点はわかりませんが、前2者に比べてより高級感が出てきました。しかし、隣室との戸境は前の2つのタワーと同様、簡易な仕切り板となっているようにも見え、そうなるとこの縦の柱は、かえって視界を遮ってしまう懸念を感じます。

 敷地面積は4,277.45屐建築面積は1,929.68屐階数は地上38階地下2階です。『ステーションフォレストタワー』が敷地面積8,222.82屐建築面積2,005.84屐階数地上47階地下3階でしたので、敷地面積は狭いものの、建築面積は既存の2つのタワーとほぼ変わらない面積を有し、高さが『ミッドスカイタワー』(59階)、『ステーションフォレストタワー』(47階)、『ザ グランドウイングタワー』(38階)と低くなる配列となります。

 総戸数506戸という構成も、
前2つのタワーの戸数構成とほぼ階数見合いの戸数となります(なお、駅と直結する4階より階下の1階〜3階(特に2階・3階)に住戸が入るどうかは不明です)。間取りは1LDK〜4LDKの専有面積38.93屐110.39で、『ステーションフォレストタワー』の専有面積46.24屐128.51屐◆悒潺奪疋好イタワー』の専有面積46.24屐148.84屬鉾罎戮わずかながら小ぶりです。

 駐車場は206台で設置率41%と、『ステーションフォレストタワー』の設置率63%に比べて少なめですが、駅直結ですので、妥当な設置率と言えるでしょう。駐輪場の設置率は、『ステーションフォレストタワー』と同様150%超で十分です。

 施工は前2つのタワーと同様
竹中工務店で、オール電化である点も一緒ですが、壁面緑化や太陽光発電など、最近の流れである防災とエコの視点を取り入れています。前2つのタワーと同様に内廊下方式であるかどうかは、まだ明らかではありません。一方、和紙によるインテリアアートランドスケープアートでの様々なアーティストとのコラボレーション、ブックディレクター監修のスタディールーム大学のワークショップの連携など、前2つのタワーに比べてより洗練された意匠を凝らしています。

 販売は来年春からの予定で、ずいぶん早いアナウンスとなりました。大規模タワー物件だけに、事前の広報活動を十分に行いたいということでしょう。本マンションの具体的な内容はまだ公表されておらず、当然のことながら販売価格も不明ですが、現在のマンション市況が続く限り、あまり背伸びした価格を設定できないものと思われます。同じく「武蔵小杉」駅直結の『エクラスタワー武蔵小杉』における第1期販売の平均坪単価が279.5万円であり、順調な販売ではあるものの今や割安感はないことから、ほぼ同等の価格設定が基本になるものと考えます。

 10年以上前から近隣に住んでいた私は、
武蔵小杉の変貌ぶりには驚くばかりで、特に「武蔵小杉」駅周辺にタワー群が姿を現したときは、ただただあ然としたものでした。本マンションが完成する3年後には、「武蔵小杉」駅前再開発が一応の完成をみることになります。本マンションが、その集大成ともいうべき質の高いタワーとなるよう、大いに期待しています。

写真下部が工事現場を見下ろしたものです。写真左手は『パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー』です(以下サムネイルをクリックし拡大してご覧ください。)。



東急東横線「武蔵小杉」駅東側の通りです。写真奥が駅前ロータリー等の工事現場です。



同じく駅前ロータリーの工事現場です。



駅前ロータリー等の前の通りです。写真奥の東京機械工場跡地に大型ショッピングセンター(アリオ)の建設が計画されています。



本マンションの工事現場です。



写真左手が本マンション工事現場、右手が大型ショッピングセンター建設予定地、写真左手奥手前が『ミッドスカイタワー』、その奥が『ステーションフォレストタワー』です。




公式ホームページ ⇒パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー


| 新築マンション 川崎市中原区 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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