<< パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー(新築)−注目度大の武蔵小杉再開発の集大成 | main | フォートレジデンス武蔵小杉(中古)−立地・形状・設計・デザインが光る砦型住宅 >>
三井不動産の株価は絶頂期の4分の1程度に!−マンション市況の過去と未来
JUGEMテーマ:マンション

★ 本日、日経平均は終値が8,382.98円と、4日続落、一時は今年最安値を下回る水準まで落ち込みました。終値ではかろうじて今年最安値を上回ったものの、TOPIXは年初来安値を更新、2年半ぶりの安値となりました。

 内需株の代表格で景気の変動にも敏感に動く不動産株も例外ではありません。
平成19年5月10日に4,000円をつけた業界最大手・三井不動産の株価は、平成20年1月5日の本ブログ記事『今年は先行き4〜5年のマンション市況を見通す重大な年に』の時点で2,275円と半値近くになっており、その急落ぶりに驚いたものですが、今や三井不動産の株価は、本日の終値で1,183円と、上記ブログ記事を書いた時点のさらに半値近くに落ち込んでいます。

 今、上記のブログ記事を読み返してみると、私は、当時異様に高騰していたマンション価格に「価格適正化」の願いを込めて、
「体力に余裕のある大手デベロッパーにお願いしたいのは、このままマンション市況が崩壊するのを防ぎ、価格を自律的にコントロールしていくためにも、今後、新築マンションの分譲価格はある程度利益率を抑えて、購入者サイドに立った価格設定をしていただきたい」と書き、「このまま短かったプチバブルが崩壊するのか、市況が再び盛り返すのかは、大手デベロッパーをはじめとするマンション事業者が、購入者重視の姿勢に転換するかどうかにかかっているのではないかと思われます。その意味で、今年は、先行き4〜5年程度のマンション市況を見通す上で、重大な年となりそうです。」とまとめています。

 もちろん、そんな願いが届くはずもなく、マンション価格はその後も上昇の一途を続け、一般の人たちが誰もまともに買えない水準まで上がった同年9月に
リーマンショックが到来、無理な価格水準まできていたマンション市況に与えた影響は甚大で、新興デベロッパーで鼻息の荒かった順番に次々と民事再生または破産の憂き目に遭うこととなりました。

 それでは、もしこのとき、ブログ記事で書いたように、
デベロッパーが自制していたら、ブログ記事から3年半が経過した今は違ったマンション市況になっていたのか、と言われるとそれもよくわかりません。いずれにしても、大手デベロッパーはともかく、新興デベロッパーは既にこの時点では自転車操業に近い状態になっていたわけで、破綻への流れを止めようにも止められなかった、というのが実態でしょう。

 さて、現在の不動産業界の株価の様子を見てみます。
不動産業界大手の株をもし1年前の今日購入していたと仮定した場合、現在は差損が出ているのか、利益が出ているのか、どちらでしょうか。その結果は、下記のとおりです。

  会 社  本日終値  1年前終値   変動率

 三井不動産   1,183   1,502   ▲21.2%
 三菱地所    1,260   1,417   ▲11.1%
 住友不動産   1,396   1,750   ▲20.2%
 東急不動産    263    352   ▲25.3%
 野村不動産   1,100   1,131   ▲ 2.7%
 大京       117    109     7.3%
 東京建物     223    322   ▲30.7%

 日経平均    8,383   9,519   ▲11.9%


 このように、小型株で値動きの早い大京を除くと、すべての大手不動産会社で変動率がマイナスになっていることがわかります。このうち、日経平均よりも下落率が大きいのは4社で、下落率が大きい順番に、東京建物、東急不動産、三井不動産、住友不動産で、これらは2割以上の下落率となります。

 また、業種別指数としての
不動産業の株価指数は本日終値で654.79で、この水準は、リーマンショック後のどん底の水準であった平成21年第1四半期に匹敵する水準(最低527.64)です。絶頂期の平成19年6月には3,206.60まで上り詰めただけに、現在その2割程度の水準にまで落ち込んでいるのです。

 しかし、ここに
投資妙味を見出すコメントも増えています。本ブログの本年10月1日の記事『マンション市場が水面下で復調に向かう?−7月のマンション月例動向』に書いたように、マンション購入検討者の購入意欲には底堅いものがあり、初月申込率は好調の目安とされる70%をコンスタントに超えている状態です。無茶なプロジェクトさえ組まなければ、そこそこは順調に売れている現在のマンション販売状況を見れば、今の不動産業界の株価は安すぎる、というわけです。

 しかし、不動産業界がこれからフィーバーするかというと、とてもそんなエネルギーは見いだせず、
妙な沈滞ムードが漂っています。もちろん足元は大震災の影響や欧州における金融不安により強い影響を受けた株価になっているのでしょうが、これらの影響が抜けた段階で、不動産業の株価がどちらの方向に動くのか、なかなか読めない難しい状況がしばらく続きそうです。


| 市場動向 | 21:17 | comments(0) | trackbacks(4) |
Comment
コメントする









この記事のトラックバックURL

トラックバック
1日5分の片手間で980万円稼ぐ!
♪誰でも超簡単!1日5分で少額資金から大儲けできる投資の極意! | 2011/10/06 12:01 AM |
元銀行員の不動産投資アドバイザーが教える20代でもできる驚異の不動産投資法とは!?
20代でもアパートオーナーになれる驚異の不動産投資法【1棟買うまで完全永久メールサポート付き】20代 | 2011/10/11 10:01 PM |
手取り30万円の普通のサラリーマンが、たった5ヶ月でリタイアできた。収益アパート投資で設ける!不動産投資方法の極意をお教えします。
頭金0円でできる収益不動産投資成功法 | 2011/10/16 7:44 AM |
不動産投資で28歳で月70万、資産8000万を築いた秘訣をついに公開!豪華特典付き!
不動産投資で28歳で月70万、資産8000万を築いた方法 | 2011/10/17 6:01 PM |