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グランスイート虎ノ門(中古)−再開発が楽しみな職住近接・免震コンパクト住戸
JUGEMテーマ:マンション

★ 東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅より徒歩4分、同日比谷線「神谷町」駅より徒歩7分、同千代田線「霞ヶ関」駅より徒歩8分、JR山手線「新橋」駅より徒歩12分の場所に立地する平成19年築・丸紅旧分譲・ゼファー施工・地上21階地下1階建・総戸数122戸の『グランスイート虎ノ門』です。

 アドレスは港区虎ノ門1丁目です。江戸時代、現在の虎ノ門の大部分は武家地・寺社地でありました。1696年、組屋敷があった場所に新しく神谷町が成立し、一帯が町奉行支配となりました。

 虎ノ門とは、
江戸城の南端にあった門の名前であり、門が撤去された後もその近隣地域の俗称として使われ続け、交差点名や都電・地下鉄銀座線の駅名となりました。虎ノ門の名が初めて地名に採用されたのは昭和24年になってからです。

 現在の虎ノ門は、昭和52年の住居表示実施により、
芝西久保地区・芝神谷町などを中心に新しく成立した町になっています。本マンションがある虎ノ門1丁目は、芝虎ノ門町、芝琴平町、芝西久保桜川町などから構成されていました。

 本マンションから
「虎ノ門」駅までは徒歩4分の道のりです。東側にある本マンション正面エントランスから国道1号線のある西へ歩き、虎ノ門2丁目交差点又は虎ノ門1丁目交差点を右折、霞が関方向へ歩いて、文部科学省が目前にある虎ノ門交差点に「虎ノ門」駅入口があります。道はフラットで、あたりは企業ビルが多い土地柄を反映して、コンビニや喫茶チェーン店、それに飲食店が数多くあります。

 上述の
文部科学省や財務省、経済産業省も徒歩10分圏内ですから、霞が関にお勤めの方々が泣いて喜ぶ職住近接エリアです。また、近くには大病院である虎の門病院があります。一方、この地にないのがスーパーで、都心住まいの救世主「マルエツプチ」も近隣とは言えません。代用するとすれば、ローソン100やその他のコンビニということになるでしょうか。

 本マンションは、
平成18年春に販売が開始された物件で、面積は2,029.57とそれほど広くありませんが、地上21階建てでタワーと称してもおかしくない高さで、総戸数122戸と戸数も100戸を超える規模のそれなりに大きなマンションとなっています。

 一方、
総戸数122戸のうち6割は地権者住戸が占め、管理組合の当初の役員構成も7名中6名が地権者の方々という構成でした。また、1階から3階部分までは虎ノ門在宅サービスセンター「とらトピア」が入っています。

 本マンションは、
南西側及び南東側の2辺で接道していますが、いずれも車の往来は少なく国道1号線の喧騒からやや離れて穏やかな感じです。一方、南西側は、道路をはさんで向かいが現在、森ビルによる市街地再開発事業の工事が行われています。

 この市街地再開発は、正式には
「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区」と呼ばれているもので、2年後の2014年の竣工を予定(元々は2011年完成の予定でした)し、地上52階建てのタワーにはホテル、住宅、事務所、カンファレンス、商業施設が入る予定です(ただし、オフィスが大部分を占めています)。この工事が進められている間は騒音は免れませんが、本マンションがこのタワーで視界を遮られることはなく、むしろ新しく入る店舗に期待したいところです。

 施工会社であるゼファー平成20年に経営破たんし、民事再生手続をとることになりましたが、本マンションは高強度コンクリを使用し、また免震構造を採用した立派なものです。外観は住宅部はアースカラーとベージュの2色を基調とし、落ち着きと高級感が出ています。共用施設は屋上にスカイガーデンとスカイラウンジがある程度で、多彩な共用施設を不要とする方々に好評です。設備もディスポーザーをはじめ過不足なくそろっています。

 対象住戸は、地上21階建て建物の
15階に所在する専有面積46.13屬1LDKです。本マンションは土地柄から単身者又はディンクス向けの1LDK及び2LDKが主体であり、対象住戸もその中の一つとなります。本住戸のバルコニーは西向きで、西側には10階を超えるとみられるビルが隣接していますが、本住戸がある15階になるとその影響は受けないと思われ、日照は良好であると考えられます。

 玄関から入ると左手が9.7帖のLD、右手が7.5帖の洋室と、中央部のバルコニーをはさんで間取りが二手に分かれるのが特徴です。キッチンは独立型の2.7帖、トイレは玄関わきにあり、浴室は1317サイズ、LD・洋室とも窓側にはカウンターが付いています。収納は洋室についたウォークインクローゼットがすべてで、これはこれで広いので、1か所でも何とかなるでしょう。なお、キッチン脇にカウンターが付いており、ラップトップ型のPCを置くなど重宝しそうです。

 販売価格は5,180万円、坪単価371万円です。『住まいサーフィン』によれば、本マンションは投資用で買われた方が多いためか結構売りが多く、これらの中古物件の平均価格は397万円で、これら物件の分譲時の平均価格410万円に対し、3.2%の下落率となっています。対象住戸は高層階に属するということ、一方、向きが西向きであることなどの要素がありますので、購入検討に当たってはこれらを総合的に勘案して判断することになるでしょう。

 ここ一帯は
明治初期は西久保桜川町と命名され、その昔は田園地帯で桜川という春は両岸の桜がきれいな川が流れていたのだそうです。今はビル街と化してしまいましたが、そう言われればどことなくのんびりした風情が今でも感じられます。本マンションは、そうしたのびやかな雰囲気と市街地再開発でまた大きく生まれ変わる将来性を兼ね備え、居住性と利便性に優れた物件という印象を受けました。

正面の顔となる本マンション南西側を写したものです。アースカラーとベージュのツートンが青空に映えています(以下サムネイルをクリックしてご覧ください)。



本マンションの1階から3階に入る虎ノ門在宅サービスセンター「とらとぴあ」です。色合いは本マンションとマッチし、違和感は感じません。入口は当然別となります。



本マンションの南西側が接する道路です。車の往来が少なく穏やかです。写真右が本マンション、写真奥が国道1号線と交差しています。



本マンションの正面玄関です。本マンションの側面に当たる南東側にあります。



対象住戸のある本マンション西側です。向かいのビルが迫っていますが、対象住戸のある15階は抜けていると思われます。日照は良好です。



本マンション南西側の道路の向かいの再開発工事現場です。写真奥の52階建てタワーとともに大きな緑地空間ができる予定で、完成が楽しみです。




 種別:中古マンション
 名称:グランスイート虎ノ門
 価格:5,180万円 (税込)
 所在:港区虎ノ門1丁目
 交通:「虎ノ門」駅徒歩4分
 面積:専有 46.13

詳細はこちら(ノムコムより)
グランスイート虎ノ門

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