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横濱紅葉坂レジデンス弐番館(中古)−ヴィンテージの可能性十分の紅葉坂ランドマーク
JUGEMテーマ:マンション

★ JR京浜東北・根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅より徒歩6分、みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩11分の場所に立地する平成23年築・新日鉄都市開発&三菱地所レジデンス旧分譲・戸田建設施工・地上10階建・総戸数368戸の『横濱紅葉坂レジデンス弐番館』です。

 アドレスは横浜市西区紅葉ヶ丘です。この付近は、横浜開港以来、今日まで重要な史跡や文化施設、公園が存在する貴重な場所となっています。本マンションの裏手には、神奈川県婦人会館神奈川県立音楽堂など神奈川県の公共施設(かなり古いです)が集積しており、また、その奥には緑が深い掃部山(かもんやま)公園があります。私が現地を訪れたときは、音楽堂から婦人コーラスの美声が響いていました。

 また、本マンション南側は、
紅葉ヶ丘と宮崎町の境でもある紅葉坂があります。紅葉坂は、国道16号紅葉橋交差点と横浜駅根岸道路とを結ぶ坂で、歩道から車道まで約300m、結構急勾配の坂となっています。昔は楓の木が多かったため、紅葉坂と呼ばれるようになったということです。起点の紅葉橋交差点は横浜ランドマークタワーから西側に約300m進んだ場所にあり、横浜みなとみらい21のビル群や日本丸などが間近に見られる絶景ポイントです。

 本マンションから
「桜木町」駅までは徒歩6分紅葉坂を下り、降り切ったところの紅葉坂交差点を右に折れて、後は線路沿いにフラットな歩道を歩く道のりです。この線路沿いの歩道にはアーケード状の雨よけがついているので、雨の日には助かります。

 本マンションは、1958年(昭和33年)に竣工した旧・日本住宅公団(現・UR)の花咲団地の建替事業です。花咲団地は、広大な敷地に4階建4棟で賃貸・分譲混合の総戸数88戸(専有面積48屬3LDKのみ)の構成でしたが、これに県有地を一部購入して敷地面積12,743.04とし、壱番館(地上12階建・98戸)、弐番館(地上10階建・88戸)、参番館(地上11階建・182戸)の3棟構成・総戸数368戸の大規模マンションとして生まれ変わりました。

 本マンションの外観は、
紅葉ヶ丘というアドレス及び紅葉坂を意識したのか、赤レンガ調タイルとガラスによるデザインが人目を引きます。マンション外観における独特なデザインはある意味リスキーですが、本マンションの場合はこれが存在感と高級感を出すことに成功しています。私はこの外観を見て、黒田ご夫妻が住まわれて超人気物件となった『目白ガーデンヒルズ』を思い出しました。

 3棟は、
敷地南側が壱番館、南東角が弐番館センターの共用施設を経て、その奥が参番館となっています。壱番館及び弐番館は南側の紅葉坂に面して開放感がありますが、最も大きな棟である参番館は周囲の建物に囲まれつつ掃部山公園の入口付近まで伸びています。なお、3棟とも免震構造で、特に昨年の大地震以降、安心感があることでしょう。

 本マンション周辺の
植栽計画は見事です。紅葉坂の瀟洒な雰囲気とマッチしたセンスの良い樹木の配置で、外部に向けても開放感があり、お洒落なカップルが歩くととてもよく映えます。そして、道行く人の多くがまぶしそうに、できたての本マンションを見上げながら歩いていました。

 また、大規模マンションだけに、
コミュニティラウンジ、キッズスペース、キッチンスタジオ、ゲストルーム、ライブラリー、そしてコンシェルジュサービスと、共用施設等も充実しています。

 対象住戸は、
弐番館の地上10階建て建物の5階に所在する専有面積51.61屬2LDKです。バルコニーは東向きで、みなとみらい方面ではあるのですが、おそらくは国道16号線沿いに建つビルに眺望は阻まれていると思われます。また、日照の具合も、午前中現地に赴いて確認する必要があるでしょう。
 
 専有面積51屬蓮∨椒泪鵐轡腑鵑涼罎任呂發辰箸盒垢ぅ織ぅですが、ある意味コンパクトに2LDKがとれているタイプとも言えます。玄関からLDKへとつながる廊下は最小としており、LDKは11.8帖の広さで、リビングインの洋室は6.1帖と4帖になります。浴室は1317サイズでカップル又は小ファミリーで住むにはやや狭めでしょうか。一方、ウォークインクローゼットは2洋室とも備わっているので、収納力はまずまずです。

 対象住戸は、ここ2週間ほどで売れてしまったのか、掲載が終了してしまいましたが、
3,800万円、坪単価243万円でした。本マンションの分譲時の平均坪単価は250万円〜260万円とされており、最安価格は低層階で235万円程度でしたので、築1年にもならない本マンションの売出し価格としては妥当なものということができるでしょう。

 本マンションよりさらに坂を上ったお向かいには、
全戸億ション住宅で販売中の『グランドメゾン伊勢山』があり、この辺りは一気に高級住宅街と化しました。特に本マンションは、そのビビッドな色彩と周囲に溶け込んだ開放的な配棟計画で、紅葉坂のランドマークとして十分な存在感があります。このまま良好な管理を保って年数が経過していけば、将来のヴィンテージマンションとして大いに可能性がある物件だと感じました。

紅葉坂から写した弐番館の南側正面です。赤レンガ調のタイルとガラスを多用した外観は紅葉坂の雰囲気にぴったりです(以下サムネイルをクリックしてご覧ください)。



本マンション南側の紅葉坂です。かなり勾配のある坂道になります。紅葉坂に開かれた本マンションの植栽は街に潤いを与えています。



紅葉坂から写した弐番館の前の植栽です。写真右手は国道16号線側の建物で、弐番館の東側の眺望を遮っています。



本マンション西側を写したものです。県の公共施設や職員寮の合間合間に参番館が顔をのぞかせています。写真奥は横浜ランドマークタワーです。



本マンション南西角には提供公園があります。砂地とベンチで構成されたシンプルな広場です。



掃門山公園から紅葉坂に至る本マンション西側の通りです。公共施設が多いため、年配の方が多く歩いていらっしゃいました。写真奥は全戸億ションで分譲中の『グランドメゾン伊勢山』です。




 種別:中古マンション
 名称:横濱紅葉坂レジデンス弐番館
 価格:3,800万円 (税込)
 所在:横浜市西区紅葉ヶ丘
 交通:「桜木町」駅徒歩6分
 面積:専有 51.61

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| 中古マンション 横浜市西区 | 20:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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