<< プロスタイル横浜馬車道(新築)−横浜スポット縦横無尽の大人の住まい | main | ザ・諏訪山レジデンス(中古)−南西斜面・日照良好の諏訪山ブランド高級物件 >>
港区ブランド地が相場をけん引!−7月の住宅地・中古物件価格動向
JUGEMテーマ:マンション

★ 野村不動産アーバンネットでは、四半期ごとに住宅地価格とマンション価格の動向を調査・公表しています。7月10日には、本年7月1日現在について、『2014.7.1時点の首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向』として公表されましたので、その内容をご紹介します。

 まず、
「住宅地価格」です。四半期比較で「値上がり」を示した地点が18.6%(前回13.6%)、「横ばい」が78.6%(前回81.4%)、「値下がり」が2.9%(前回5.0%)となり、値上がり地点が増加し、横ばい地点、値下がり地点が減少しています。エリア別の平均変動率では埼玉、千葉を除いてプラスとなりました。

 これを
年間ベースで見ると、「値上がり」を示した地点が48.6%(前回50.0%)、「横ばい」が38.6%(前回36.4%)、「値下がり」が12.9%(前回13.6%)となり、値上がり地点と値下がり地点が減少し、横ばい地点が増加しました。エリア別の平均変動率では千葉を除いてプラスとなりました。

 次に、
「中古マンション価格」です。四半期比較で「値上がり」を示した地点が18.7%(前回21.5%)、「横ばい」が72.4%(前回74.3%)、「値下がり」が8.9%(前回4.2%)となり、値上がり地点と横ばい地点が減少し、値下がり地点が増加しています。エリア別の平均変動率では東京都区部、都下、埼玉がプラスとなりました。

 これも同じく
年間ベースで見ると、「値上がり」を示した地点が41.6%(前回48.1%)、「横ばい」が38.8%(前回30.4%)、「値下がり」が19.6%(前回21.5%)となり、横ばい地点が増加し、値上がり地点と値下がり地点が減少しました。エリア別の平均変動率では東京都区部、東京都下、神奈川がプラスとなりました。

 トレンドとしては、「住宅地価格」と「中古マンション価格」で傾向が分かれました。「住宅地価格」第1四半期で足踏み状態だったところ、再び値上がり地点が増加、値下がり地点が減少して、地価上昇基調に戻ってきました。逆に「中古マンション価格」については、前回好調だったところ、再び値上がり地点が減少、値下がり地点が増加して足踏み状態となりました。

 より長い目で見ると、
「住宅地価格」も「中古マンション価格」も四半期ごとに上昇傾向と停滞傾向を繰り返し、結果としては上昇基調を崩していません。地域としては、やはり東京都区部と都下の上昇傾向が鮮明になっています。

 23区の「住宅地価格」でこれまでの年間変動率のベスト10、ワースト2の地点を挙げると、次のとおりです。[]内は前回順位、()内は最寄駅です。

ベスト10

1[4] 港区高輪4丁目(品川) 15.9%
2[3] 港区南麻布5丁目(広尾) 14.9%
3[1] 世田谷区大原1丁目(下北沢) 11.0%
4[7] 杉並区永福2丁目(永福町) 10.3%
5[2] 杉並区浜田山1丁目(浜田山) 10.0%
6[5] 新宿区矢来町(神楽坂) 9.8%
7[9] 中野区中野3丁目(中野) 8.5%
8[9] 渋谷区大山町(代々木上原) 6.1%
9[−] 板橋区成増3丁目(成増) 5.6%
10[−] 葛飾区お花茶屋1丁目(お花茶屋) 5.3%
10[−] 板橋区坂下3丁目(蓮根) 5.3%


ワースト2

1[1] 江東区亀戸7丁目(亀戸) ▲3.2%
2[−] 目黒区三田2丁目(目黒) ▲1.6%


 続いて、23区の「中古マンション価格」でこれまでの年間変動率のベスト10、ワースト2の地点を挙げると、下記のとおりです。[]内は前回順位です。

ベスト10

1[3] 都営三田線「芝公園」駅 17.9%
2[2] 小田急線「成城学園前」駅 15.4%
3[6] 南北線「白金高輪」駅 13.4%
4[1] 東急池上線「旗の台」駅 12.5%
5[−] JR埼京線「北赤羽」駅 11.8%
6[5] JR山手線「大塚」駅 11.1%
7[9] 南北線「白金台」駅 9.5%
8[−] 南北線「麻布十番」駅 9.2%
9[−] JR中央線「中野」駅 8.8%
10[−] JR中央線「荻窪」駅 7.4%


ワースト2

1[1] 東西線「東陽町」駅 ▲3.2%
2[3] 都営大江戸線「新江古田」駅 ▲0.5%
 

 住宅地価格については、ベスト10の上昇幅が前回は9.4%〜14.4%だったところ、今回は5.3%〜15.9%と、下位順位のレベルが下がり、上昇幅が緩やかになってきています。港区の高輪、南麻布のブランド地が1位、2位を占め、そのほかは城南・城西の人気の住宅街が上位に顔を出しています。下位には板橋区や葛飾区の街もランクイン、地価上昇エリアが広がるとともに、その山が小さくなっている感があります。ランキングの圏外に去ったのは恵比寿と千駄木でした。

 一方、
地価下落地点は2箇所で、亀戸は前回と同じですが、新たに三田が下落地点となりました。

 中古マンション価格については、ベスト10の上昇幅が前回は9.5%〜17.4%だったところ、今回は7.4%〜17.9%と、「住宅地価格」ほどではありませんが、上昇傾向がやや緩やかとなりました。ランクを上げたのが芝公園、白金高輪、白金台という港区ブランド地で、この傾向は前回と同様、港区の強さが目立ちます。圏外に去ったのは成城学園前、田端、桜新町2箇所地価下落地点は東陽町と新江古田は前回と同様ですが、氷川台はマイナスラインから脱しました。

 このように、懸念されていた
消費税率8%への引き上げによる反動としての地価下落、中古マンション価格下落といった現象は見られませんでした。ただ、消費税増税前の駆け込み需要の際に見られた地価及び中古マンション価格の大幅な上昇は一服し、市場全体が落ち着いている感じです。

 また、
「住宅地価格」も「中古マンション価格」もこの局面で強さを発揮しているのが高輪、南麻布、芝公園、白金高輪、白金台、麻布十番といった港区ブランド地です。これらの街は誰もが憧れる場所ばかりで、相場全体を引っ張る牽引力となっています。

 一方、
中野区、杉並区といった城西の住宅街も強く板橋区、葛飾区といった比較的地価やマンション価格が安いところも健闘しています。ただし、本調査をずっとフォローしていてちょっと気になるのは、過去の「住宅地価格」のベストランキングに葛飾区や足立区の街がスポット的に入ったときはむしろ地価下落局面であったということです。少々くたびれ気味とは言え、不動産市場がまだまだ好調な現在、不動産価格が下落していく兆しが現れたとは思えませんが、今後の動向を注意深く見ていきたいと思います。

『分譲マンション・アップデート』へ


| 市場動向 | 19:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
Comment
コメントする









この記事のトラックバックURL

トラックバック