<< メゾンサンシャイン(中古)−サンシャインシティ敷地内のお手軽借地物件 | main | ザ・パークハウス 西麻布霞町(新築)−アベノミクスの新局面と久々の西麻布物件 >>
「マンション・コミュニティ」という新しい絆−ミライへの可能性を共に考える
JUGEMテーマ:マンション

★ 「マンション・コミュニティ」というと、あの有名な巨大な掲示板サイトを思い浮かべてしまいますが、元々はもちろん「マンションにおけるコミュニティ」という意味です。しかし、マンションに住んでいる人なら誰もが感じる難しさがここにはあります。

 地縁・血縁、というのがありますが、血縁は言うまでもなく血がつながっている者の集まりです。それは「血がつながっている」という一事をもって、よくも悪くも逃れられない運命共同体です。普通はそのつながりを露ほども疑わず、私達は暮らしています。

 地縁という言葉で私達がまず思い起こすのがご近所づきあい、そして自治会・町内会です。自治会・町内会は、法律用語では「地縁による団体」というのだそうです。それはかつては生まれたときからそこに住み、意識することなく自治会・町内会の一員としてカウントされる団体です。

 コミュニティ、というともっとそこに参加意思がある感じです。共同体ではありますが、血縁のように運命共同体ではなく、地縁のように是非もなく構成員となっているわけではありません。例えば小学校単位のお母さん達の集まりとか、何らかの共通の目的意識がある集合体と位置づけられます。

 それでは
「マンション・コミュニティ」とは何でしょうか。居室番号以外は同じ住所に住む、ということは地縁的でもあり、マンションという資産価値やリスクを共有する、という意味では血縁者同士のような運命共同体的なお付き合いでもあります。しかし、それは同時に、マンション居住という共通目的をもったコミュニティでもあります。

 こう書いてきた中で、マンションという特殊な居住形態が自ずと有する
地縁的要素・血縁的要素・コミュニティ的要素の3要素のうち、もっとも基盤が危ういのが実はコミュニティ的要素ではないか、と思えてきました。つまり、「コミュニティ」と言いながらマンション居住者一人一人に参加意思があまり感じられないのです。いやむしろ、マンション居住という目的で集まってきた人たちに「コミュニティ」を作れ、という方が無理なのかもしれません。

 しかし、上記のように
地縁的・血縁的でもあるマンション居住に、それが地縁的であり、血縁的でもあると意識してつながっていける形態はコミュニティしかありません。ここに「マンション・コミュニティ」が必要とされる理由があり、それゆえの難しさがあります。

 なんだかめんどくさいことを書いてしまいましたが、
「マンション・コミュニティ」の未来について考えてみよう、というイベントが11月26日(水)に開催されます。『Mirai Mansion Meeting』というシンポジウムで、午後6時30分より日本橋三井ホールで行われ、三井不動産レジデンシャル、三井不動産レジデンシャルサービス、サステナブル・コミュニティ研究会が主催しています。

 セッションは
3部構成で、セッション1「未来の都市をマンションから考える」では三井不動産レジデンシャルの藤林社長、三井不動産レジデンシャルサービスの岩田社長が登壇するということですから、三井不動産グループとしての力の入れようが伝わってきます。同じく登壇する建築設計事務所代表の藤村龍至氏は、日本列島の社会像の提言など広く活躍されており、どのようなお話が聞けるか楽しみです。

 セッション2は、
「マンションの新しい捉え方」をテーマに、ena AMICE代表の蛯原英里氏、チームラボ代表取締役の猪子寿之氏、issue+design代表の筧裕介氏「マンションを舞台にイノベーションを起こすためには何が必要か」という刺激的な対話を試みます。何か新しい可能性が広がっていくようなタイトルです。

 セッション3は、
「ミライ・マンション・ミーティング」と題して、来場者全員参加型のワークショップが企画されています。自分がマンション理事会委員になったという想定で、「自分たちのマンションについて何を考え、どう行動したらいいのか」を考えます。

 繰り返しになりますが、
「マンション・コミュニティ」にもっとも必要なものは「参加意識」だと思います。本来の地縁・血縁のつながりであれば、参加することが当然(参加しないことが許されない)といった雰囲気があります。そのような束縛からようやく解放されたマンション住民が、今度は自ら求めて「マンション・コミュニティ」を作っていくわけです。

 そのためには、
それだけのわくわく感が「マンション・コミュニティ」には求められます。今回のシンポジウムでそのヒントが得られるかもしれません。入場料は無料、先着300名の参加となっています。

『分譲マンション・アップデート』へ


| コミュニティ | 20:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
Comment
コメントする









この記事のトラックバックURL

トラックバック