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住宅ローンを支払う楽しみ−借金の重圧が開く不思議な世界
JUGEMテーマ:マンション

★ 本ブログでご紹介したとおり、ひょんなことから親族(娘)使用のセカンドハウスを持つことになり、住宅ローンの毎月の支払額が2倍以上になりました。元々借金をすることには罪悪感と負担感があり、「極力住宅ローンは借りたくない」と、武蔵小杉のマンションを購入するときは、物件価格の約半分を自己資金として投入し、営業の方から「よくこれだけ入れられますね」と言われたこともありました。

 しかし、
妻の分も含めて貯金を目いっぱい注ぎ込んだことにより、世帯としての手許の資金はン千万円からン百万円に急減し、「何かまとまった資金が必要になったらどうするんだ」我ながら心配になったこともありました。貯蓄額に余裕がなくなったので、生活も何となくせせこましくなって、心理的な余裕がなくなっていた覚えがあります。

 当時借りていた
住宅ローンは金利1.8%の10年固定、融資期間35年で、毎月支払額10万円ちょっとのうち元本に当てられるのが5.3万円ほどでスタート、元本の減が年間100万円にも遠く満たないスピードで、「自己資金をいっぱい入れた割には完済までの道のりは遠いなあ」がっくりきていました。

 その後は
少しでも元本の減りを増やそうと、住宅ローン借入れ3年足らずで早くも借換(金利1.3%、10年固定、融資期間29年)を実行、それから5年経った本年春に、再度借換えを目論んだ結果、現在の金融機関に融資期間短縮と金利引下げを行ってもらい(金利0.75%、5年固定、融資期間22年)当初に比べて金利は1%以上引き下げることに成功しました。これにより毎月支払額はさほど変えずに元本充当額が毎月9万円程度と改善してきました。

 そして、ここで
考え方の転機(?)が訪れます。以前も本ブログで書きましたが、ある出張先の宴会で、たまたま隣り合わせになった方(個人事業主)がえらく羽振りがよいので、「何だかすごく景気がいいですね」と話しかけたら、「その代わり借金もすごいけどな」とウインクされたのです。自己資金の中でかつかつにやる方法しか考えていなかった私にとって、「借金をすることでパイを広げる方法もあるんだなあ」と、気づかされたのでした。

 そんな目で
自分の財政状況を見ると、武蔵小杉のマンションに自己資金を目いっぱい入れたことにより、私の借入限度額にはまだ余裕があることがわかりました。「1回不動産に入れた自己資金はもう戻らない」とずっと後悔していたのですが、実はローンを組むという観点からは、自己資金を多く入れて借入額を減らしたことが、2戸目のマンション購入の道を開いてくれることになりました。

 ということで、
セカンドハウスへの住宅ローン額は、武蔵小杉のマンションのローン額の1.6倍もあります。しかし、借入金利が変動0.725%だったことと、融資期間を年齢が許す限りの長さとったので、毎月支払額は武蔵小杉の住宅ローン支払額の1.3倍で済んでいます。

 しかし、それでも
毎月の住宅ローン支払額は20数万円2戸のマンションの毎月の管理費・修繕積立金を合計すると毎月支払額は約30万円、これに加えて毎年の固定資産税・都市計画税の支払額は合計で35万円を超えてきます。「酔狂の世界だな」と自嘲しているのですが、2重の住宅ローンを支払い始めて、また心境の変化を感じています。
 
 「ああ、今月も支払えた」

 不思議なことに、住宅ローンの口座引落としをATMで印字するたびに、どことなく満足感を覚えるのです。「よくもまあ、こんなに支払って」自分でもあきれるのですが、一方で、「これで今月も約20万円分、2戸のマンションが自分のものになった」という気持ちがわいてきます。

 もちろん
物件の所有権は私にあるわけですが、いずれにも住宅ローンを介して融資銀行の抵当権がくっついています。毎月のローン支払いは、この抵当権をこつこつとはがしていき「真のオーナー」に近づいていく感覚です。

 幸い現在の
借入金利は2戸のマンションとも0.7%台ととても低く、元本返済が結構進んでいくイメージです。この感じは、自宅の貯金箱にこつこつと小銭を入れていく、苦しいけれど楽しい思いに似ています。

 「これって、あまりに支払いがきついので現実逃避の麻薬を打っている感覚?」なのかと自問自答しているのですが、精神的な充足感を感じているのは事実です。それにしても、あれだけ借金を警戒していた私がこんなにも借金を抱えることになるとは、「人間ってわからんもんだなあ」というのが今の率直な感想です。

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| 住宅ローンその他融資 | 20:03 | comments(6) | trackbacks(0) |
Comment
こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
借り換えのお話ですが、同じ金融機関内での借り換えは通常できないと思うのですが、期間短縮と金利引き下げらどうやって交渉したのでしょうか?
ご教授して頂けば幸いです。
| 新米パパ | 2015/08/19 12:31 PM |
新米パパさん、こんばんは。
いつもご覧いただき、ありがとうございます!

借換えについては、私もそう思って、別の金融機関で審査をしてもらい、承認をいただいたので、今借りている金融機関にその申し出をしたところ、予想に反して、「ま、待ってください」と言われ、借換えを検討していた別の金融機関とほぼ同条件を提示されたのでした。

「え、ここまで来て…」と思ったのですが、借り換えると諸費用が30万円近くかかることから、結局元の金融機関で条件変更となりました。

借り換えようと思った金融機関からは、「そんなことをされると借換え自体成り立たないんですけどね」と言われ、肩身の狭い思いをしました。

今から思うに、借換えを試みた時期が決算期直前だったので、借り換えると融資総額や抵当権の実績が減となり、支店としての成績に影響を与えることになったからかもしれません。
大手の金融機関ならそんなこともなかったのでしょうが、私が借りているのは地場の金融機関の小さな支店だったので、これが幸い(?)したのでしょう。

今後ともどうかよろしくお願い申し上げます!
| coralisland | 2015/08/20 12:37 AM |
教えて頂きありがとうございました。
私も借り換えを検討していまして、参考になりました!
今後も更新楽しみにしています!
| 新米パパ | 2015/08/20 12:05 PM |
いつも楽しく拝見してます!
物件の目利きさえ間違えず、いつでも売れる前提であれば、貯金も借金返済も似たような感覚ですねw
| むっく | 2015/08/20 9:21 PM |
新米パパさん、コメントありがとうございます。

よい借り換えができるといいですね!

今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
| coralisland | 2015/08/21 9:40 PM |
むっくさん、こんばんは。
いつもご覧いただき、また、コメントをいただいて、どうもありがとうございます!

「目利きを間違わない」と「いつでも売れる」という点については、いつも「これでよかったのかなあ」と思ってしまいます。
でも、購入した以上は、物件を信じて、十分活用したいと思います!

今後ともどうかよろしくお願い申し上げます!
| coralisland | 2015/08/21 9:43 PM |
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