<< プラウド清澄白河リバーサイド(新築)−注目度高まるエリア、高感度なリバーサイド | main | 代々木ホームガーデン(中古)−昭和を楽しむ管理体制良好なレトロ1LDK >>
遂に我がマンションに鴨が飛んで来ました

JUGEMテーマ:マンション


★ のっけから変なタイトルですみません。これは、3年以上前の2013年12月13日の本ブログ『今年もカルガモは来なかった−誰もが影響を受けるマンション販売イメージ戦略』の続きです。

 この時書いたのは、私が今のマンションに決めた理由の一つが、本マンションのパンフレットに描かれていた
「マンション内の池でカルガモのような水鳥が静かに泳いでいる1枚の絵」であった、ということでした。その絵のタイトルは、「朝もやの森を包む、水音の静けさ」というもので、私はこの地にそのような幻想的な光景が出現することをなぜか確信して、わくわくしながらそのページを何度も見入ったものでした。

 しかし、住み始めてから5年経った当時、
そのような光景をとんと目にすることはなく、私は「イメージ広告にしてやられた」と実感したのです。「少し考えれば、毎日水が循環ろ過されてエサが育ちようもない人工的な池に、鴨がわざわざ好んで降り立つはずがないじゃないか」と自嘲気味に思いを綴ることで、この幻想に別れを告げたのでした。

 そして、
つい3日前のことです。私は急遽決まった京都出張のため午前5時に起き、午前6時過ぎにマンションのロビーを足早に通りすぎようとしていました。そこからはマンション用地内に設えられた例の池を眺めることができ、私はいつものように、何気なく横目でその池の風景をとらえていたのです。

 すると、なんとそこに、
2羽の鴨が、

ふぁさふぁさふぁさーっ

と格好良く降下してきて、池の水面に順々に着地したではありませんか。

「お、お、おおーっ」

 私は、その場に呆然と立ち尽くしてしまいました。まさにマンション広告のパンフレットで描かれた通り、2羽の鴨が「朝もやの中を、静かに泳ぐ」光景が目の前で展開していました。そのうち1羽は、水辺から陸へと上がり、何の心配もないかのように優雅にゆっくりと歩き出しました。私がこのマンションを買う決め手となった夢の風景が遂に実現したのです。

 私は3年前、これを実際には起きそうもないマンション広告のイメージ戦略だとして、やや批判的に書いたのですが、
これが単なるイメージではなかったことを訂正しなければなりません。もしかすると、早朝にはこのような風景が日常的に起こっていたのかもしれませんが、私には「この池も遂に鴨に認められたのか」という思いの方が強くあります。

 マンションができてすぐの頃の池は、
鴨の目からもやはり人工物のまがいものと見えたのではないでしょうか。それが年月を経て、人工物といえども池は池らしく、池の水は池の水らしくなっていったのでしょう。それは毎日循環ろ過装置が働いていたとしても、何というか、「池の池らしき風格」が出てきたのではないか、と思えるのです。

 地上に造られたものが
街に馴染み、自然に馴染むには時間がかかります。私の住むマンションも、築後10年目に入り、ようやく自然に受け入れられたような気がしました。おかげで京都への電車には1本乗り遅れましたが、とても気持ちの良い朝を体験することができたのでした。

『分譲マンション・アップデート』へ


| ノウハウ・経験談 | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
Comment
コメントする









この記事のトラックバックURL

トラックバック