<< 公園通り弐番館(中古)−何はともあれ駅徒歩1分に賢く住む | main | ロイヤルシーズン白金台(新築)−坪400万円台から購入できる都心一等地レジデンス >>
23区住宅地価で10期ぶりのマイナス転換−ゆるやかな下落トレンドが継続か

JUGEMテーマ:マンション


★ 野村不動産アーバンネットでは四半期ごとに住宅地価格とマンション価格の動向を調査・公表しています。7月10日には、本年7月1日現在について、『2017.7.1時点の首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向』として公表されましたので、その内容をご紹介します。

 まず、
「住宅地価格」です。四半期比較で「値上がり」を示した地点が13.3%(前回10.1%)、「横ばい」が78.5%(前回82.9%)、「値下がり」が8.2%(前回7.0%)となり、値上がり地点と値下がり地点が増加し、横ばい地点が減少しています。エリア別の平均変動率では、東京都区部と千葉で10四半期ぶりにマイナス、神奈川では3四半期ぶりにマイナス、埼玉で10四半期連続プラス、東京都市部で3四半期連続プラスとなりました。

 これを
年間ベースで見ると、「値上がり」を示した地点が36.1%(前回36.1%)、「横ばい」が43.0%(前回50.6%)、「値下がり」が20.9%(前回13.3%)となり、横ばい地点と値下がり地点が増加し、値上がり地点が減少しました。エリア別の平均変動率では、7四半期連続で全エリアでプラスとなりました。

 次に、
「中古マンション価格」です。四半期比較で「値上がり」を示した地点が15.5%(前回11.7%)、「横ばい」が74.9%(前回81.3%)、「値下がり」が9.6%(前回7.1%)となり、前期とは逆に値上がり地点と値下がり地点が増加し、横ばい地点が減少しています。エリア別の平均変動率では、東京都区部、埼玉で11四半期連続プラス、千葉では2四半期ぶりにマイナス、東京都下、神奈川では2四半期連続マイナスとなりました。

 これを
年間ベースで見ると、「値上がり」を示した地点が35.4%(前回37.1%)、「横ばい」が52.3%(前回47.5%)、「値下がり」が18.0%(前回17.1%)となり、しました。エリア別の平均変動率では、千葉、神奈川以外が9四半期連続でプラス、千葉が3四半期連続マイナス、神奈川が9四半期ぶりにマイナスとなりました。

 住宅地価格変動率の最近の四半期ごとの上昇率の推移は、0.1%、0.3%、0.2%、0.2%のプラス、また中古マンション価格では、0.1%、0.3%、0.1%、0.1%のプラスで、
上昇幅が前期と等しくなりました。さらに、東京都区部では住宅地価格が0.5%、0.2%、0.0%、▲0.0%とわずかながら下落に転じましたが、中古マンション価格は0.4%、0.0%、0.0%、0.2%と、上昇率がやや拡大しています。

 23区の「住宅地価格」でこれまでの年間変動率のベスト10及びワースト10の地点を挙げると、次の通りです。〔〕内は前回順位、()内は最寄駅です。

ベスト10

1[1] 目黒区鷹番1丁目(都立大学) 9.3%
2[2] 台東区池之端4丁目(根津) 8.0%
3[3] 品川区東五反田5丁目(五反田) 7.7%
4[10] 港区赤坂8丁目(青山一丁目) 6.8%
5[4] 練馬区大泉学園町4丁目(大泉学園) 6.3%
6[7] 中央区明石町(新富町) 5.3%
7[8] 新宿区中落合4丁目(落合南長崎) 5.0%
8[−] 練馬区練馬2丁目(練馬) 4.6%
9[−] 杉並区高井戸東2丁目(高井戸) 3.8%
9[−] 練馬区練馬2丁目(高井戸) 3.8%
 

ワースト10

1[1] 板橋区南常盤台2丁目(ときわ台) ▲5.5%
2[5] 世田谷区弦巻1丁目(松陰神社前) ▲4.8%
3[1] 北区滝野川2丁目(王子) ▲3.7%
4[2] 北区赤羽西1丁目(赤羽) ▲3.4%
5[−] 世田谷区用賀1丁目(用賀) ▲3.1%
6[−] 世田谷区経堂3丁目(経堂) ▲2.9% 
7[−] 港区芝浦2丁目(田町) ▲2.6% 
7[−] 大田区大井7丁目 ▲2.6%
9[−] 大田区山王3丁目 ▲2.4% 
10[−] 世田谷区赤堤2丁目 ▲2.4%


 続いて23区の「中古マンション価格」です。これまでの年間変動率のベスト10及びワースト10の地点を挙げると、次の通りです。[]内は前回順位、()内は最寄駅です。

ベスト10

1[3] JR埼京線「北赤羽」駅 10.0%
2[−] 有楽町線「氷川台」駅 7.6%
3[2] 東急東横線「学芸大学」駅 5.3%
4[1] 都営三田線「春日」駅 4.9%
4[−] 東武東上線「北池袋」駅 4.9% 
6[8] 都営三田線「春日」駅 4.6%
7[−] 東急田園都市線「桜新町」駅 8.0%
8[6] JR山手線「渋谷」駅 4.3%
9[−] JR中央線「四谷」駅 4.3%
10[−] 都営大江戸線「新江古田」駅 4.0%


ワースト10

1[1] 千代田線「赤坂」駅 ▲6.9%
2[2] 千代田線「赤坂」駅 ▲6.3%
3[−] 京王線「明大前」駅 ▲4.0% 
4[4] JR山手線「恵比寿」駅 ▲3.9%
5[5] 有楽町線「豊洲」駅 ▲3.5%
6[6] 有楽町線「辰巳」駅 ▲3.4%
7[7] JR京葉線「越中島」駅 ▲2.6%
8[−] 小田急小田原線「千歳船橋」駅 ▲2.5% 
9[−] JR横須賀線「西大井」駅 ▲2.4%
10[−] 南北線「白金高輪」駅 ▲2.2% 
10[10] JR山手線「大塚」駅 ▲2.2%


 住宅地価格については、ベスト10の上昇幅が前回は4.5%〜9.4%だったところ今回は3.8%〜9.3%、中古マンション価格については、ベスト10の上昇幅が前回は7.0%〜13.2%だったところ今回は4.0%〜10.0%でした。このように、引き続き上昇幅の縮小傾向が見られるところです。 

 マイナス地点については、住宅地価格も中古マンション価格も、前期調査と比較して、ともにマイナス幅が拡大しています。マイナス地点数も増加し、いたるところでマイナス地点を見かけるようになりました。

 今回は
特に、世田谷区の優良な住宅地の存する地点で住宅価格の下落幅が大きくなりました。中古マンション価格では、前回ワーストの2トップだった赤坂2地点がさらに下げ幅を拡大させています。不動産価格上昇の要因を見つけ難い中で、今後しばらくは、ゆるやかな下落トレンドが継続するものと思われます。

『分譲マンション・アップデート』へ


| 市場動向 | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
Comment
コメントする









この記事のトラックバックURL

トラックバック