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積水ハウス 積水ハウス − 昭和の夢と平成の幸せ

JUGEMテーマ:マンション


★ 今晩もテレビでは「積水ハウスの歌」が流れていました。私はこの歌を聞くといつも少年時代に戻ったような気持ちになります。インターネットで調べてみると、「積水ハウスの歌」は、1970〜1971年放送のサッカー漫画「赤き血のイレブン」の合間のCMで流れたのが最初です。

 当時私は小学生でした。
2K程度の狭い社宅に家族5人が住んで、毎晩夕方には兄弟でわくわくしながらTVを観ていました。父も母もまだ30代で、宴会が嫌いだった父は夕方には帰宅していて、午後6時半には必ず家族5人で小さな食卓を囲んで夕ご飯を食べていました。私たち家族には家も車もまだありませんでしたが、明るい未来が常に待っていると感じられる毎日で、「積水ハウスの歌」はそんな私たちの気持ちにすんなり入ってきました。

 大きくふくらむ 夢 夢 夢
 輝く朝の窓 光 光 光
 誰でもが願ってる 明るい住まい
 積水ハウス 積水ハウス

 みんなが持ってる 夢 夢 夢
 この手でつくりたい 我が家 我が家 我が家
 誰でもが願ってる 明るい暮らし
 積水ハウス 積水ハウス


 5年後、父はこのCMに促されるように、朝の光がいっぱい入る明るいマイホームを自分の手で作ったのでした。

 「積水ハウスの歌」の作曲は数多くのヒットCMソングを手がけ、ドラマ「寺内貫太郎一家」の寺内貫太郎役で一躍有名になった
小林亜星です。シンプルで明るい曲風が皆に好感され、半世紀にわたって積水ハウスの企業イメージ向上に絶大な影響を及ぼしています。

 1960年に設立された
積水ハウスの創立50周年となる2010年からは、コピーライター・作詞家の一倉 宏により新たな歌詞がつけられ、ジャズピアニスト・ボーカリストの村上ゆきの歌唱による新バージョンが放送されています。曲調も、私たちオールド世代の郷愁を呼び起こすかのように、センチメンタルなものになりました。

 一日(ひとひ)を終われば 待つ ひと 家
 季節の描く道 胸に 灯る 明かり
 あの街にあの家に こころは帰る
 mmmm mmm  積水ハウス

 明日へ未来へ また ゆく 日々
 いつでもいつまでも ひとは 家を 想う
 やすらぎとしあわせを だれでも願う
 mmmm mmm  積水ハウス

 春の日夏の夜 花 月 雪
 この星この時の 秋も 冬も いまも
 美しいいのちみな あふれて生きる
 mmmm mmm 積水ハウス

 この街にこの家に こころは帰る
 家に帰れば 積水ハウス


 また、アルケミストが2011年には同じく一倉 宏作詞により「ぼくらの街バージョン」、2013年には「ぼくらの街フレキシブルバージョン」を出しており、こちらは若い10代の視点からの歌詞となっています。

 夕暮れチャイムがきこえるころ
 こころはその胸は
 なにを思うだろう
 おはようもおかえりも
 この街にある
 きみの住んでる 積水ハウス

 その駅降りれば 生まれた街
 にぎわう道をゆく
 ひとも店もみんな
 生きている 笑ってる
 ふと見上げれば
 きみの住んでる 積水ハウス

 都会の空でも ふるさとだろ
 すべてを懐かしく
 いつか思うだろう
 ぼくたちは この街が
 やっぱり好きで
 きみの住んでる 積水ハウス

 ぼくたちは この街が
 やっぱり好きで
 きみの住んでる 積水ハウス


 最近はいろいろなアレンジバーションがあり、本日私が観たのはクリス・ハートの英語の歌詞をバックにした積水ハウス「イズ・シリーズ」のCMでした。いずれも心を掻き立てずにはいられないCMで、その効果の大半はやはり「積水ハウスの歌」からもたらされています。

 思うに、
昭和の「積水ハウスの歌」は、未来へ向けた明るい夢の物語で、そこに一点の曇りもないものでした。平成の「積水ハウスの歌」は、未来の夢よりも、そこにある幸せと安らぎの物語です。昭和の積水ハウスは、未来へ出かけていくための朝日の家で、平成の積水ハウスは、思い出へ帰っていくための夕暮れの家なのです。時代とは、そういったものなのでしょう。 
 
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