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1月のマンション契約率65.2%−低調ながら例年よりは良かった1月市場動向

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★ 2月15日付suumoジャーナルによれば、不動産経済研究所はこのほど、2018年1月度・首都圏「マンション市場動向」を発表しました。それによると、1月の新規発売戸数は1,934戸で、対前年同月(1,384戸)比39.7%増、対前月(6,480戸)比70.2%減です。地域別発売戸数は東京都区部954戸(全体比49.3%)、都下232戸(同12.0%)、神奈川県301戸(同15.6%)、埼玉県249戸(同12.9%)、千葉県198戸(同10.2%)で、東京都のシェアは61.3%となりました。

 新規発売戸数に対する契約戸数は1,261戸で、
月間契約率は65.2%と、前月の72.5%に比べて7.3ポイントダウン、前年同月の61.6%に比べて3.6ポイントアップでした。地域別契約率は都区部73.4%、都下50.4%、神奈川県57.5%、埼玉県65.1%、千葉県55.1%です。

 1戸当り平均価格、1平米当り単価は、5,293万円、78.7万円で、2017年12月は6,019万円、86.4万円でしたので、前月比総額では726万円(12.1%)のダウン、平米単価は7.7万円(8.9%)ダウンでした。

 地域別平均価格・1平米当り分譲単価は、東京都区部6,196万円・98.2万円、都下4,837万円・69.3万円、神奈川県5,032万円・71.1万円、埼玉県3,883万円・54.7万円、千葉県3,651万円・49.0万円です。


 即日完売は4戸(全体の0.2%)で、フラット35登録物件戸数は1,865戸(同96.4%)でした。

 以上がsuumoジャーナルの記事の概要です。本記事は、不動産経済研究所のプレスリリース『首都圏のマンション市場動向−2018年1月度−』によっていますので、以下その内容を見ていくこととします。

 まず、本年1月の販売戸数は昨年12月の6,480戸から大幅に減少して1,934戸でしたが、前年同月比では39.7%も増加しています。例年、
1月は端境期で、12月は最盛期ですから、2016年1月(1,494戸)、2017年1月(1,383戸)よりも多くなった本年1月の販売戸数は数値としては良い方だと考えます。

 契約率は65.2%と振るいませんでしたが、この数値も
2016年1月(58.6%)、2017年1月(61.6%)と比較すれば高い率です。販売戸数が少ないということは、それだけ新規の魅力的な物件が少ないということでもありますから、これも健闘した方だと言えるでしょう。

 1戸当たり価格5,293万円は、2016年12月(5,078万円)以来の低さでした。ただ、2016年12月の場合は翌2017年1月で6,911万円と最近では最高の価格を付けていますので、これも一時的な現象と言えそうです。

 販売戸数と価格の安さが影響したのか、
在庫数は前月末比231戸減少し、6,875戸と再び7,000戸を割り込みました。歴史的にも高い在庫数から一息ついた格好です。

 即日完売は、山王の高級物件『パークホームズ山王二丁目 ザレジデンス』の4戸に限られ、最近にない少なさでした。しかし、同マンションの平均価格は17,490万円ということですので、高額物件が順調に売れたことになります。

 1月の超高層物件は14物件118戸と、前年同月比29.3%減ですが、昨年12月の23物件1,746戸と比較すると販売戸数が1割以下に大幅に減少しています。人気のタワー物件がほとんど売りに出されなかったのも、この1月が盛り上がりに欠けた要因の一つでしょう。

 さて、2月は「逃げる」月で、日数も28日と短いので、
春商戦第一弾の3月に向けての助走期間となります。例年に比べればまずまずとなった1月を発射台として盛り上がってくるかどうかが注目点です。

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