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23区のマイホームなら中古マンションより新築戸建て?−明らかなコスト優位性

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★ 東京カンテイは毎月、不動産市況に関する様々なレポートを出していますが、今回は、本年3月『中古マンション70平米価格月別推移』『新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』『新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』『中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』を比較してみたいと思います。なお、本資料の定義では、土地面積50平米以上100平米未満の新築戸建てを「新築小規模木造一戸建て」、土地面積100平米以上300平米未満の新築戸建てを「新築木造一戸建て」とされています。

 首都圏、東京都、23区(及び都心6区)それぞれの2018年3月時点での各価格を比較すると、次の通りとなります。

〇 中古マンション70平米
  首都圏3,619万円 東京都4,874万円 23区5,387万円 都心6区7,455万円
〇 新築木造一戸建て
  首都圏3,736万円 東京都4,556万円 23区6,288万円
〇 新築小規模木造一戸建て
  首都圏4,439万円 東京都5,192万円 23区5,501万円
〇 中古木造一戸建て
  首都圏3,355万円 東京都5,512万円 23区8,488万円

 すなわち、最も安価なのは、首都圏では中古木造一戸建て、東京都では新築木造一戸建て、23区では中古マンション70平米であり、最も高価なのは、首都圏では新築小規模木造一戸建て、東京都では中古木造一戸建て、23区では中古木造一戸建て、という結果となりました。
 
 想定外だったのは、
中古戸建ての異様な高さで、都心6区の中古マンション70平米より23区中古戸建ての方が高い計算です。もっとも、23区中古戸建ての平均概要は、築年数は19.9年であるものの、土地136.7平米、建物122.1平米と、中古マンション70平米の倍近くの面積を有しています。また、更地にするのではなく、中古戸建てとして売るからには、建物も相応の価値を有していると見ることもできるでしょう。

 一方、
新築戸建ての平均概要も、23区で土地面積112.0平米に対し建物面積97.6平米と、そこそこの大きさを有しています。また、新築小規模戸建での平均概要では、土地面積75.6平米に対し建築面積92.8平米と、こちらも建築面積90平米台を有しています。

 平均築年数22.7年の23区中古マンション70平米が平均5,387万円していますので、
92.8平米の建築面積を有する新築小規模一戸建てとそれほど価格が変わりません。もちろん、中古マンションの方が駅距離などの利便性の観点からの立地が良い場合が多いので、駅距離データなども欲しいところです。

 上記のような留保付きではありますが、単純に数値だけ見ると、
実はマイホームとしては、新築小規模一戸建てが23区においても最もコストパフォーマンスが良く、中古一戸建てが最もコストパフォーマンスが悪いという結果になりました。

 新築戸建ては、その後にかかるであろう多額の一時金としての修繕費、ディスポーザや洗面化粧台などの設備のグレードなど、中古マンションに比べて見劣りする要素もありますが、駐車場設置も可など、
総合判定をすればやはり優れていると言えます。リセールしやすいのは中古マンションの方ではありますが、マイホーム購入にあたってはあまり視野をせばめずに、マンション・戸建て両方をにらみながら判断していくのが適切ではないかと思います。
 
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