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神奈川、埼玉、千葉、茨城の女性はストレス高い−通勤時間、住居費等が影響か

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★ 化粧品販売会社「メディプラス」の関連会社「メディプラス研究所」が本年3月、全国の20〜69歳の女性約7万人を対象に、心身のストレスの状態を調べる「ココロの体力測定2018」を実施しました。同研究所では、その分析結果から、47都道府県の女性のストレスオフ度を推定し、「ストレスオフ県ランキング」として発表しています。2018年度版のランキングは、以下の通りです(数値は、「ストレスオフ指数」です)。

ベスト10
1 愛媛県 50.1  2 静岡県 41.8  3 佐賀県 39.8
4 島根県 27.3  5 長崎県 22.7  6 熊本県 22.2
7 岡山県 19.4  8 滋賀県 19.3  9 鳥取県 19.0
10 青森県 18.2


ワースト10
1 秋田県  ▲61.3  2 長野県 ▲32.4  3 岐阜県 ▲28.7
4 北海道  ▲22.3  5 岩手県 ▲18.9  6 沖縄県 ▲15.2
7 神奈川県 ▲15.1  8 福島県 ▲14.3  9 富山県 ▲12.8
10 埼玉県  ▲12.8


 1位の愛媛県の指数と最下位の秋田県の指数の開きが111.4もあり、どんな指数なんだろうという点と、果たして各県民の数は、有意な人数が取れているのだろうかという点(各県千サンプル以上なので大丈夫とは思います)はありますが、このサンプリングが適切なものとして以下書いてみたいと思います。

 1位の愛媛県は、昨年に引き続き2連覇です。同研究所では、その要因を分析していますが、全国平均と最も差が大きかったのが、「通勤時間ストレスが少ない」というものでした。これは、愛媛支社に4年間いたことがある私としてはよくわかるところで、まず、県庁所在地である松山の街は平地にあり、どの方面からもアクセスが良いのです。皆、ここは中国かと思うくらい、ママチャリに乗ってのんびり通勤してきます。他にも今治、新居浜、宇和島など程よく都市が分散して、職住近接が実現しているのだと思います。

 また、
支出ストレスの少なさ、教育ストレスの少なさも目立っています。松山は四国で一番大きな都市でありながら、物価は全国で2番目に安く、住宅取得費用も安くて、皆ほとんどが持ち家です。そのせいか、地元のDIYショップが大繁盛で、そのオーナーは地元経済界・政界の大立者になっています。松山東、今治西、新居浜西、宇和島東など、各地に文武両道の公立高校があり、高いお金を出して私学に行かせる必要がありません

 愛媛に縁がある私としては嬉しい結果でしたが、もう一つ気になる点がありました。首都圏各都県の女性のストレスオフの順位なのですが、
東京が24位と案外ストレスが小さいのに対し、千葉36位、茨城37位、埼玉38位、神奈川41位と、東京通勤圏の各県が軒並み下位なのです。

 しかも、東京が昨年27位から順位を上げているのに対し、千葉、茨城、埼玉、神奈川は
いずれも昨年より順位を下げました。データが手元にあるわけではないので要因はわかりませんが、愛媛とは反対に、「通勤時間ストレス」「支出ストレス」「教育ストレス」が影響しているのではないでしょうか。

 東京は、マンション価格など住居費は飛び抜けて高いのですが、それを支払える層にとっては
通勤時間が短くてすみ、育児にも余裕ができてストレスが小さいのではないかと思います。これに対し、千葉、茨城、埼玉、神奈川は、東京に引っ張られてマンション価格等が高くなっている割には、東京までの通勤に時間がかかり、それが子育てにしわ寄せとなって、高い保育料を払っているのに楽にならないという悪循環に陥っているのではないか、と心配になります。

 首都圏に住む女性がワークライフバランスを実感し、ストレスオフの充実した人生を歩めるようにするにはどうしたらよいか、例えば東京以外の地域における職住近接が実現できれば最も良いと思いますが、政治、行政、民間企業、そして夫としての家事分担など、様々なレベルで考えていくべき問題だと思います。

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| ノウハウ・経験談 | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
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