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値上がり率も値下がり率も縮小傾向−地価の強い膠着状態、鮮明に

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★ 野村不動産アーバンネットでは四半期ごとに住宅地価格とマンション価格の動向を調査・公表しています。7月6日には、本年7月1日現在について、『2018.7.1時点の首都圏「住宅地価格」の動向』として公表されましたので、その内容をご紹介します。

 まず、
「住宅地価格」です。四半期比較で「値上がり」を示した地点が8.3%(前回6.3%)、「横ばい」が88.7%(前回91.1%)、「値下がり」が3.0%(前回2.5%)となり、値上がり地点と値下がり地点が増加し、横ばい地点が減少しています。エリア別の平均変動率では、東京都区部で2四半期ぶりプラス、東京都市部で2四半期ぶりプラス、神奈川で2四半期連続マイナス、千葉で2四半期連続プラス、埼玉で2四半期ぶりマイナスとなりました。

 これを
年間ベースで見ると、「値上がり」を示した地点が25.0%(前回26.6%)、「横ばい」が61.9%(前回54.4%)、「値下がり」が13.1%(前回19.0%)となり、横ばい地点が増加し、値上がり地点と値下がり地点が減少しました。

 住宅地価格変動率の最近の四半期ごとの上昇率の推移は、0.0%、0.0%。0.2%。0.1%のプラスとなりました。神奈川がマイナスに転じましたので、
東京都区部、東京都下、埼玉のプラスが引っ張った格好です。

 23区の「住宅地価格」でこれまでの年間変動率のベスト10及びワースト4の地点を挙げると、次の通りです。〔〕内は前回順位、()内は最寄駅です。

ベスト10

1[7] 板橋区坂下3丁目(蓮根) 7.0%
2[1] 杉並区宮前4丁目(久我山) 6.7%
3[−] 大田区西蒲田4丁目(蒲田) 6.5%
4[3] 板橋区成増3丁目(成増) 5.9%
5[6] 目黒区鷹番1丁目(都立大学) 5.1%
6[9] 新宿区中落合4丁目(落合南長崎) 4.8%
7[−] 台東区池之端4丁目(根津) 3.7%
8[−] 新宿区左門町(四谷三丁目) 3.6%
9[−] 北区赤羽西1丁目(赤羽) 3.6%
10[2] 新宿区高田馬場1丁目(高田馬場) 3.4%
 

ワースト10

1[2] 世田谷区上野毛3丁目(上野毛) ▲4.3%
2[−] 品川区旗の台6丁目(洗足) ▲2.0%
3[3] 文京区白山2丁目(白山) ▲1.8%
4[−] 大田区田園調布3丁目 ▲1.4%


 今回のランキングの特徴は、値下がり地点が4地点にとどまった点です。値上がり地点の値上がり率も目に見えて縮小しており、地価の強い膠着状態を表しているものと考えられます。そんな中で値下がりしているのは、城南を中心とする優良な住宅地帯でありながら、駅力がやや弱いところで、最近の地価の勢いが駅力に比例するかのごときトレンドになっていることと無関係ではないでしょう。

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