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8月のマンション市場動向は極端な悪化−本年の異常な猛暑も影響か

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★ 14日付SUUMOジャーナルによれば、不動産経済研究所はこのたび、2018年8月度・首都圏「マンション市場動向」を発表しました。それによると8月の新規発売戸数は1,502戸で、対前年同月(2,101戸)比28.5%減、対前月(2,986戸)比49.7%減、8月としては1993年(1,354戸)以来の低水準となりました。

 地域別発売戸数は東京都区部553戸(全体比36.8%、前年同月比48.2%減)、都下105戸(同7.0%、49.5%減)、神奈川県140戸(同9.3%、63.4%減)、埼玉県217戸(同14.4%、32.0%減)、千葉県487戸(同32.4%、292.7%増)で、
東京都のシェアは43.8%でした。

 新規発売戸数に対する契約戸数は969戸で
月間契約率は64.5%、前月の67.8%に比べて3.3ポイントダウン、前年同月の68.2%に比べて3.7ポイントダウンしました。

 1戸当り平均価格、1m2当り単価は、5,360万円、78.8万円です。2018年7月は6,191万円、91.7万円でしたので、前月比総額では
831万円(13.4%)のダウン、m2単価は12.9万円(14.1%)ダウンです。

 地域別平均価格、1m2当り分譲単価は、東京都区部7,287万円、120.0万円(4.9%アップ、8.3%アップ)、都下5,058万円、72.9万円(9.0%ダウン、10.1%ダウン)、神奈川県5,050万円、70.6万円(9.8%アップ、5.7%アップ)、埼玉県4,143万円、61.8万円(2.2%ダウン、6.0%アップ)、千葉県3,869万円、51.3万円(2.5%ダウン、4.8%ダウン)でした。


 即日完売物件はなく、【フラット35】登録物件戸数は1,370戸(同91.2%)でした。

 以上がSUUMOジャーナルの記事の概要です。上記は不動産経済研究所のプレスリリース『首都圏のマンション市場動向−2018年8月度−』が基になっていますので、以下その内容をみていくこととします。

 まず、
発売戸数1,502戸については1993年以来の低水準ということですが、実は7月も、1992年以来の低水準だったわけで、2ヶ月連続発売戸数が1990年代不動産バブル期以来の少なさになっています。地域別に見ると、千葉県で前年同月比3倍近く増えたものの、神奈川県で前年同月比3分の1に、都区部及び都下で約半分に落ち込んでいます。

 契約率64.5%も3ヶ月ぶりの低水準となりました。千葉県が89.5%と独り気を吐いていますが、最も人気が高い都区部で53.9%と、驚く低さとなっています。

 平均価格はダウンしていますが、都区部等はむしろアップしており、
単価の安い千葉県で物件数が急増したことの影響を受けています。今回のように即日完売物件が出なかったのも、私の記憶する限り例がありません。販売在庫数は、発売戸数が少なかっただけに、239戸減少しました。

 タワー物件についても、前年同月の3割弱しか販売されておらず、しかも契約率が42.9%と、大きく落ち込みました。

 間取り別で見ると、
都区部では特に3LDK、4LDKの契約率が悪くなっています。面積が広いだけにグロスが大きくなり、とても手が出る価格水準ではないのでしょう。価格帯別で見ても、9,000万円超の物件の売れ行きが落ち込みが激しくなりました。

 以上、この8月の売行きが極端に悪くなりました。しかし、
本年の異常な猛暑のため、購入検討者が外出を手控えたこともあるかもしれません。ようやく涼しくなってきた今、モデルルームが来訪者で再び盛り上がっているのかどうか、気になるところです。

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