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地価の底上げか、地価上昇の終わりの始まりか−都心よりも城北で地価上昇中

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★ 野村不動産アーバンネットでは四半期ごとに住宅地価格とマンション価格の動向を調査・公表しています。10月9日には、本年10月1日現在について、『2018.10.1時点の首都圏「住宅地価格」の動向』として公表されましたので、その内容をご紹介します。

 「住宅地価格」において、四半期比較で「値上がり」を示した地点が12.5%(前回8.3%)、「横ばい」が85.1%(前回88.7%)、「値下がり」が2.4%(前回3.0%)となり、値上がり地点が増加し、横ばい地点と値下がり地点が減少しています。エリア別の平均変動率では、東京都区部で2四半期連続プラス、東京都市部で2四半期ぶりマイナス、神奈川で3四半期ぶりプラス、千葉で3四半期連続プラス、埼玉で2四半期ぶりプラスとなりました。

 これを
年間ベースで見ると、「値上がり」を示した地点が25.6%(前回25.0%)、「横ばい」が64.3%(前回61.9%)、「値下がり」が10.1%(前回13.1%)となり、値上がり地点と横ばい地点が増加し、値下がり地点が減少しました。

 住宅地価格変動率の最近の四半期ごとの上昇率の推移は、0.0%、0.2%、0.1%、0.2%のプラスとなりました。東京都市部がマイナスに転じましたので、
東京都区部、埼玉、千葉のプラスが引っ張った格好です。

 23区の「住宅地価格」でこれまでの年間変動率のベスト10及びワースト2の地点を挙げると、次の通りです。〔〕内は前回順位、()内は最寄駅です。

ベスト10

1[4] 板橋区成増3丁目(成増) 7.8%
2[6] 新宿区中落合4丁目(落合南長崎) 7.1%
3[1] 板橋区坂下3丁目(蓮根) 7.0%
4[−] 文京区本駒込6丁目(駒込) 6.6%
5[−] 練馬区練馬2丁目(練馬) 6.3%
6[−] 文京区白山2丁目(白山) 5.7%
7[5] 目黒区鷹番1丁目(学芸大学) 5.0%
8[−] 豊島区南長崎1丁目(椎名町) 4.5%
9[−] 豊島区目白4丁目(目白) 4.0%
10[−] 練馬区平和台2丁目(平和台) 3.8%
 

ワースト2

1[1] 世田谷区上野毛3丁目(上野毛) ▲2.2%
2[4] 大田区田園調布3丁目 ▲1.4%


 今回のランキングの特徴は、小幅な動きながら地価上昇が見られる点で、値上がり率ベスト10の上昇幅がわずかに大きくなり、値下がり地点が前回の4地点から2地点に減少しました。この2地点についても直近四半期で値下がりしているわけではなく、過去の値下がり時点が年間ランキングでは依然カウントされていることによるものです。

 また、
値上がり地点上位は、都心ブランド地ではなくなっています。ベスト10の内訳は、板橋区2地点、文京区2地点、練馬区2地点、豊島区2地点と、城北エリアに集中しています。この傾向は今年顕著に現れており、都心では高くなりすぎてこれ以上の価格での購入意欲が出てこないのと、従来地価が総体的に安かった地域が連れ高になってきているということができます。これをバランスの取れた地価上昇で今後底上げが期待されると見るか、地価上昇の終盤期で散漫な動きと見るか、現時点では見方が分かれるところでしょう。

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| 市場動向 | 19:50 | comments(5) | trackbacks(0) |
Comment
いつもありがとうございます。
いろんなマンションをご覧になっている専門家として是非、ご意見を伺いたいのですが、今、築40年のヴィンテージマンションに関心を持っているのですが、さすがに古過ぎやしないか、不安になっています。立地、管理ともに良いのですが、建て替えは予定されていません。これから仮に20年間住んだとしたら、築60年です。次の買手はいないのではないか。リフォームは当然しますが、複層ガラスでないため、結露も心配ですし、そもそも24時間換気もありません。床暖房もつけられないですし。今のマンションは新築で買ったため、設備も最新で、住み心地も良いです。
立地やヴィンテージならではの重厚感やゆとりには惹かれるのですが、どのように思われますか?
もしよろしければご意見いただけますと幸いです。
| こすもす | 2018/10/20 7:57 PM |
こすもすさん、こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。

ヴィンテージマンション、憧れますよね。
私も新築で買ったマンションに住んでいるため、
経験がないのですが、
専有設備の機能としては、
古いマンションはやはり劣ってしまいます。
共用部としてのサッシや、
建物の構造に関わる部分の変更はできません。

そこに満足して住んでいる方もいらっしゃるので、
感じ方はそれぞれなのだと思います。
私は床暖房は使わないですし、
24時間換気も結露もそれほど気にならないのですが
(今のマンションでも結露をしてしまいます)、
旧式のサッシだと冬が寒いんじゃないかと心配になります。
昭和56年前の建物は旧耐震基準である点も
気になりますので、
耐震改修をされているかもチェックが必要でしょう。

古い物好きの方はおられるので、
立地・管理がよければ、
買い手がつかないことはないと思います。
築50年超えのマンションは今あまり見かけませんが、
これからはかなり出てくるのではないでしょうか。

場合によっては住んでみて気に入らなければ
売りに出す、又は賃貸に出すという手もあります。
ただそれなりにコストと労力がかかり、
住み替えのストレスもありますので、
それを前向きに捉えられるかどうかにかかってきます。

もし不便が出てくるとすれば、
得られるメリットと比較してどうか、
又は不便をも楽しんでヴィンテージを愛せるかどうか、
なのでしょうね。

しっかりしたお返事にならずに申し訳ありません。
今後ともどうかよろしくお願い申し上げます!
| coralisland | 2018/10/21 10:01 AM |
早速、アドバイスをいただき、ありがとうございます!
やはり、不便でもそのマンションに惹かれるかどうかですよね。確かに、これから築50年マンションも増え、抵抗感が減っていくのかもしれないなと思いました。欧米のように古くても素敵な建物が日本には少ない気がします。湿度も高く、地震大国だからでしょうか。個人的には秀和のマンションは古くてもどこか可愛らしくて好きです。
当たり前ですが、一般的に古いマンションの方が駅近で立地がいいので、悩みどころです。よく検討してみます。ありがとうございました!
| こすもす | 2018/10/21 5:05 PM |
こすもすさん、ご返信ありがとうございます!

おっしゃるとおり、秀和マンションは、
ヨーロピアン調の白壁に青の帽子が可愛いですよね。
いずれもいい場所にあってびっくりしてしまいます。

ご検討中のマンションについては、
よいご選択をされることをお祈りしております!
| coralisland | 2018/10/21 9:22 PM |
ありがとうございます。
これからも楽しみに読ませていただきます。これだけの頻度で更新されて、本当に感謝としか言いようがありません。今後ともよろしくお願いいたします。
| こすもす | 2018/10/22 8:45 PM |
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