<< 東京ミッドベイ勝どき(中古)−豊洲新市場・環状2号線開通で注目の1LDK | main | ロイヤルシーズン青葉台(新築)−駅徒歩9分、日照・眺望OKのひな壇型レジデンス >>
マンション購入の主力は投資目的から実需へ?−千葉や城東が最近の売れ筋に

JUGEMテーマ:マンション


★ 不動産経済研究所は16日、『首都圏のマンション市場動向 2018年9月度』を発表しました。これによれば、9月の発売は3,372戸で、前年同月2,978戸と比べて13.2%増加しました。前年同月比で増加したのは6月以来3か月ぶりです。8月の発売戸数が1,378戸と近年にない少なさだったので、その反動もあるところだと思います。

 9月は
千葉県の発売戸数が629戸で、前年同月比151.6%増と大幅に増えました。千葉は最近、『津田沼ザ・タワー』『幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス』など、注目の大規模タワーマンションが次々と誕生しています。23区に比べればまだまだお手頃な価格で利便性の良いタワマンが購入できる点が評価されているようです。

 都区部マンションも前年同月比で発売戸数が24.9%増加しています。9月の即日完売物件が
『ルネ南砂町 リバーフィール(1期3次、2期1次、36戸)』『リビオシティ ルネ葛西(3期機7次 115戸)』など、相対的に価格が安い城東物件に人気が集まりました。

 1戸当たり価格は5,136万円と、
上記エリアでの販売が進んだためか、前年同月比で687万円(11.8%)ダウンしました。この低さは2016年12月以来2年9か月ぶりで、最近では珍しい低さです。しかし、8月も5,360万円を記録していることから、「首都圏マンションの売れ筋の郊外化(低価格化)」が始まったのかもしれません。

 エリア別で前年同月比をみると、神奈川県で平均価格が0.1%わずかにアップしたほかは、
どのエリアも平均価格が下落しています。特に都区部が平均価格18.6%ダウンと下落が目立ちました。

 契約率は66.5%と、これで6か月連続好不調の目安とされる70%を下回りました。前年同月比では1.6ポイントアップなので、すっかり
60%台の契約率が定着しました。地域別契約率は千葉が78.5%と高く、次いで神奈川が70.4%、都区部が68.6%でした。埼玉県は契約率34.8%と、9月は低調でした。

 販売在庫数は6,050戸で、前月比27戸増とほとんど変化はなく、前年同月も6,081戸でしたから、同水準で安定しています。9月のタワー物件の販売は16物件281戸と、前年同月比17.4%減、契約率55.9%とよくない数値でした。

 価格帯別戸数を見ると、
契約率が9千万円台が54.5%、1億円台が53.2%と特に低くなっています。都心に多い高額物件の引きが少なくなった中で、売れ筋は3,500万円台(契約率79.7%)、4,500万円台(契約率70.0%)でした。3,500万円台は千葉物件(契約率93.5%)が中心で、4,500万円台は都区部(契約率84.6%)が中心になっています。

 これらのことから、9月は、
30歳代〜40歳代の実需層が千葉や城東部のファミリー物件を求める動きだったと言えます。投資用の思惑が縮小し、真にマイホームを欲しい方々が地に足の着いた物件を求めている様子に、何だか明るい気分になりました。

『分譲マンション・アップデート』へ


| 市場動向 | 20:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
Comment
コメントする









この記事のトラックバックURL

トラックバック