一方、一戸当たりの価格は8,360万円、1平米当たり単価は126.2万円と、調査開始以来最高の額となりました。前月の一戸当たり価格が5,876万円でしたので、約2,500万円も価格が跳ね上がったことになります。これは、話題の超大型タワーマンション『SHIROKANE The SKY』(1平米当たり平均単価214.8万円)の1月販売が大きく影響しています。
発売戸数最小、販売価格最大と、相関関係の強い2つの数値が今回統計の特徴でした。総戸数1,247戸もある『SHIROKANE The SKY』、しかも竣工は3年後ですから、全体の発売戸数が低く抑えられる中で、同マンションが売り出されるたびに統計数値に影響を与え、ひいては不動産市況を形成するベンチマークとなりそうです。