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値下がりマンションの実名が明らかに!−そのリストからわかること

JUGEMテーマ:マンション


★ 週刊東洋経済3月14日号は、「マンションの罠」という特集を組んでいます。その中で、『1都3県「実名」ランキング 値上がり&値下がり物件はここだ』として、さまざまな観点から値上がり&値下がり物件を発表しています。

 値上がりマンションの実名はよく掲載されますが、
値下がりマンションまで実名を明らかにすることは珍しいです。通常は居住者に配慮して掲載しないものですが、一方ではデータとしては厳としてあるもので、「事実の適示」という意味では掲載しても責められることはなく、むしろ購入検討者の今後の購入検討に役立つという判断でしょう。

 しかし、本ブログではやはりこれを掲載してマンション名を拡散することは避けたいと思います。その代わり、これによりわかることを書いてみることとしました。

 まず、
新築時と中古時の価格の比較において値下がりしている物件の上位には23区物件では1件だけランクインしていました。それは、北区浮間舟渡アドレス物件で、駅から徒歩10分超です。新築時から約42%下落していますが、分譲時が2007年の不動産プチバブル時だった影響があると思われます。

 それ以外の東京都の値下がり物件上位は、
八王子市が3件、羽村市が2件、青梅市が1件、あきる野市が1件、東村山市が1件、町田市が1件となりました。10年前比上位は首都圏全体のランキングしかありませんが、東京では東村山市が1件、羽村市が1件ランクインしています。

 興味深いのはタワーマンションで、
東京都内物件が値下がり物件ランキングに3つ登場しています。1件は「東大島」駅徒歩15分超なのですが、あと2件は、「武蔵小金井」駅徒歩1分、「京急蒲田」駅徒歩3分のタワーという人気駅の駅近タワー、しかも総戸数100戸以上の大規模マンションでした。

 つまり、
タワー・駅近・大規模という値上がり要素を3拍子揃えた「鉄板マンション」であっても、元々の価格が高ければ中古市場で値下がりすることがあるということです。冷静に考えれば当たり前なのですが、タワマン物件は将来の値上がりを信じてついつい価格に「目をつむって」買いがちです。最近の新築タワマンはそんな購入検討者の心理を見越して「ものすごい」高値を付けてくるので、これがよい教訓になると思います。

 逆に、
駅徒歩11分以上の敬遠されがちなマンションであっても、品川、広尾、中目黒、天王洲アイルなど人気地であれば騰落率が3割〜6割超にも高騰しています。これは、人気が出る前に安い価格で駅から距離がある物件を購入し、その後その駅が人気が沸騰して価格が上昇する事例となっています。

 これらから
「わかる」ことは、結局その物件の価格が中古市場で上がるかどうかは「わからない」ということです。相場は相対的なものであり、売主も買主もその時はその価格が「適正」であると思うから、その価格で売り、買うわけです。およそ人間が合理的な存在であるならば、未来は予見できないという当たり前の事実の下で割り切ってマンションを買うしかない、という判断になるのでしょう。

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| 市場動向 | 19:30 | comments(2) | - |
Comment
はじめまして。
私もこの記事は気になって見入ってしまいましたが、京急蒲田の方は元々戸数に対する成約件数が少ない所に、直近の売買物件が告知事項物件だったようで、それに引きずられているようですね。
また、武蔵小金井は同じ事業主が再開発で大型のツインタワーを販売中ですから、そこに引っ張られているのではないかと思います。
最も、中央線沿線のタワマンは供給が続いてるため、供給過剰とも見えます。


不幸な事件や近隣の供給過多も仮に価格への影響があると思うと、不動産って本当に難しいなぁと思います…。
| タワマン好き | 2020/03/11 11:25 PM |
タワマン好きさん、こんばんは。
コメントどうもありがとうございます!
仕事の関係でしばらくブログに触れられず、
お礼が遅くなり申し訳ありません。

個々のタワマンの事情、
お知らせいただき、ありがとうございました。
私もここにランクインしていることに
首をかしげていました。

新型コロナウィルスの影響も気になるところですね。
オリンピックが延期されると
タワマンではないものの
HARUMI FLAGもどうなるのかと心配です。

いろいろな苦難を乗り越えて
タワマンもより強い存在になりたいものです。

今後ともどうぞよろしくお願いします!
| coralisland | 2020/03/17 7:19 PM |
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